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小田急電鉄「箱根旅行の予約システム」を一新。ロマンスカー・宿泊のプラン予約をシームレスに

フォルシア株式会社は、2023年5月15日(月)より、小田急電鉄株式会社(以下、小田急電鉄)が運営するホームページ「箱根旅行の予約システム」に対して、自社の旅行商品販売プラットフォーム「フォルシアwebコネクト」の提供を開始しました。

「フォルシアwebコネクト」は、宿泊・観光商品の素材登録から検索、予約までを一括して行えるプラットフォーム。

小田急電鉄は、従来のパッケージ旅行商品に加えて、旅行客が自分の好みや予算に合わせて選んだ交通手段や宿泊施設、旅行先でのアクティビティなどをまとめて購入できる旅行商品「ダイナミックパッケージ」を提供。多様化する旅行客のニーズに対応します。

効率的なダイナミックパッケージの展開を実現

「フォルシアwebコネクト」は、利用機能をSaaS型サービスとして提供するプラットフォームです。大手航空2社によって導入された新IIT運賃に対応した販売プラットフォームとして、2020年4月より運用が行われています。

同プラットフォームは、「ダイナミックパッケージ」のリアルタイムな料金計算と高速な一覧表示を実現。一部システムの共通化により、必要な機能を部品化して提供することで、企業によるスムーズかつリーズナブルなサービス導入を可能としています。

従来、「ダイナミックパッケージ」を実現するためには、各商品の在庫と価格情報をリアルタイムで取得し、最適な組み合わせを瞬時に表示する専用システムの開発が必要でした。

「フォルシアwebコネクト」は、必要な機能を必要なだけ提供するクラウド型のサービスであるため、システム開発コストの削減が可能となり、効率的なダイナミックパッケージの展開を実現します。

複数サプライヤーとの接続が可能

「フォルシアwebコネクト」では、航空・JRや、レンタカーなど様々なサプライヤー(素材提供会社)との接続も可能。複数のサイトコントローラーを利用することで、自社での商品登録・造成の手間を抑えつつ、販売する商品の量・質を充実させることができるとのこと。

二次元バーコード読み込み型の電子クーポンの読み込みにも対応しており、バウチャーやチケットといった形でも活用できます。

4月からアフターコロナを見据えた施策を展開

小田急電鉄は2022年4月から、アフターコロナを見据えて、主な販売チャネルを店舗からオンラインへとシフトする施策を進めており、「フォルシアwebコネクト」の導入も同施策の一環となります。

「フォルシアwebコネクト」は、外部連携GW(ゲートウェイ)システムによって、小田急グループが推進する「MaaS Japan」との接続・連携に対応。小田急電鉄ホームページ 「箱根旅行の予約システム」でのワンストップ検索・予約を可能にします。

また、予約した乗車券類(デジタル箱根フリーパス・往復乗車票など)は、マイページから「EMotオンラインチケット」と連携できるようになり、QRチケットでの乗車が可能になります。

昨今、国内旅行のニーズはコロナ禍を経て再び高まりつつあります。小田急電鉄の予約システムの強化がどのような結果につながるのか、今後の展開を注視したいところです。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000002005.html

フォルシアwebコネクト プロダクトサイト:https://webconnect.forcia.com/

(文・S.Inosita)

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