大手自動車メーカーやテックベンチャーへの転職を検討している人や、自身のキャリアアップに役立つイベントが開催されます。
『かわさき新産業創造センター(KBIC)』は、中途人材を求める大手自動車メーカーの三菱ふそうトラック・バス株式会社やテックベンチャーが参加する採用ピッチイベントを6月9日(金)にオンラインにて開催します。また起業家のゲストスピーチも同時開催されます。
転職活動に役立つ採用ピッチイベント開催
同イベントでは、ザインエレクトロニクス株式会社の代表取締役会長 飯塚哲哉氏をゲストスピーカーに招きます。大手企業でのキャリアアップを捨てて起業したった10年で会社を上場させた飯塚氏のこれまでの歩みが語られる予定です。
ゲストスピーカー・飯塚哲哉氏
1947年、茨城県生まれ。75年、東京大学工学部大学院博士課程修了。同年、東芝入社。半導体技術研究所開発部長を経て、91年にザイン・マイクロシステム研究所(現ザインエレクトロニクス)を創業、代表取締役社長に就任し、半導体ファブレスメーカーのビジネスモデルを構築する。93年、東京大学先端研客員教授。2001年、JASDAQ市場へ株式上場。日本半導体ベンチャー協会会長も務める。工学博士。
登壇者紹介
三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。90年の長い歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界170以上の市場向けに開発・製造・販売しています。
運動器機能評価システム(shintaiアプリケーション)及び運動器機能改善プログラム(BATカルテ)構築の設計、開発計画の立案、開発を行っています。
組立工程を自動化する「産業用ロボットのAIソフトウェア」を開発・販売する会社です。生産国が途上国に依存する課題を解決し、先進国でも地産地消を可能とすることで、新しいサプライチェーンマネジメントを世界中の企業へ提供。これまで不可能だった治具レス・ティーチレス・多品種対応が可能な弊社システムにより「ネジ締め」「FFC締結」「金属コネクタ締結」をはじめとした組立工程を自動化します。
サーキュラーエコノミーやSDGsを加速化していくプロダクトを提供。素材マーケットの流動性や循環性を上げるべく素材のプラットフォーム「Sotas市場」を開発。
プラットフォームを実際のモノの動きと連動した手触り感のあるものにすべく、業界特化型の受発注~生産管理までの一連のフローを「Sotas受発注」として提供し、プラットフォームと連動させることでより高い価値を提供しています。
革新的な特殊位相偏光フィルターと医療照明技術の融合で見えなかった異物やキズが浮かび上がる照明技術を開発。光のハレーションやテカリを取り除きリアルな生画像を提供。目視検査や自動化検査だけでなく、医療分野はAIに向けた誤診断に繋がらない画像を提供できます。
手掛ける事業分野は「再エネ利活用」「評価装置」「真空断熱」の3つ。とくに関東事業所では燃料電池や水電解の評価装置で培った固有技術をベースに開発した再エネ水素蓄電システムやエネマネ制御によって再エネ利活用事業を推進しています。
同社の製品群は3つですが、共通する最大の特徴はIoTを活用して自在に超微量に流量を変更できる「電気浸透流ポンプ」の強みを生かした投薬デバイスです。デバイス本体や電極をシリコンゴムや電通性のゴムで製造することで、部品点数を減らし、製造プロセスの簡素化や液漏れのリスクを軽減する点が特徴で日本をはじめ海外で特許を保持しています。
同社が用いる電気浸透流ポンプは19世紀に発明された技術ですが、これまで実用化が困難でした。心臓部である多孔質の材料や配合・加工方法にノウハウを持っています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000033548.html
公式WEBページ:https://tech-venture-kbic.peatix.com
(文・zio)
- Original:https://techable.jp/archives/207888
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上一樹