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省エネで手っ取り早く涼しさを得られる扇風機&ファンの個性派モデル5選

長らく大きく変わることのなかった扇風機ですが、2010年にバルミューダが自然な風を起こせる「GreenFan」を発売したことをきっかけに、さまざまな機能性を持った新製品が登場するジャンルになりました。

また従来は、風を浴びる、直接涼を得るためのモノという位置付けでしたが、エアコンと併用し空気を循環させるための道具として“サーキュレーター”としての役割も注目されるようになりました。

100年以上の歴史を持ち、コモディティ化が進んだ結果、ホームセンターなどで数千円で購入できるようになりましたが、アイデア次第でまだまだ進化の余地があることを最近の新製品からは感じられます。

そんな、エアコンよりは断然省エネで、すぐに涼しくなれる、暑い季節の必需品、扇風機やファンの最新モデルを5つご紹介します。

 

1. 人センサー付きで動きを追いかけ自動追従

人がいる場所をセンサーで認識して、そちらに風を送ってくれる“ひとセンサー”を搭載するシロカの「めくばりファン」。動きに追従し自分だけに風を送れる“ひとりじめ”モードや、複数人がいる時に、人がいる範囲だけ首振り運転を行う“やまわけ”モードも付いています。さらにこのセンサーを活用し、指で“まる”や“ちょき”“ぱー”といったハンドサインで電源のオンオフや風量アップなどもできるようになっています。

>> センサー付きのシロカ「めくばりファン」は人がいる場所にだけ風を送れる。ハンドサインで操作もできます

 

2. 温度センサーで風量を自動調整

エアコンと併用し、冷たい空気を部屋全体に行き渡らせるサーキュレーターに、室温により風量を自動でコントロールする機能を付けたのがユアサプライムスの「温度センサー搭載 DCサーキュレーター」です。例えばエアコンをオフタイマーにして寝た場合、エアコンが切れて室温が上がってくると、風量アップ。また室温の変化に気づきづらい人でも、自動で風量調整してくれるので、隠れ熱中症対策にもなりますよ。

>> 暑すぎず寒すぎず。室温に合わせて風量を自動調節するサーキューレーターって便利!

 

3. 1台で扇風機にもサーキュレーターにもなる

扇風機とサーキュレーターの違いは、風の質。サーキュレーターは、空気を循環させるため直線的で遠くまで届く風になりますが、その分、直接当たるには向かない風です。一方、肌当たりのいい自然な風は、遠くまで届かないため、空気の循環には不向き。これら相反する機能をひとつの羽根で実現したのが「Kamomefan +c」シリーズです。船舶用プロペラメーカーと共同開発した羽根は“静かに遠くまで届くやさしい風”を実現。これは扇風機とサーキュレーター、どちらも機能も持つということ。まさに1台2役な扇風機です。

>> “自然な風”が特徴の扇風機「Kamomefan」がサーキュレーターとしても使えるように進化したぞ!

 

4. 洗いづらいファンを外せて水洗い可

扇風機を使い続けていると、羽根やガードにはどうしてもホコリが溜まり、音がうるさくなったり、発生する風が弱くなったりするため、こまめなお手入れは重要です。最近はバラバラに分解して水洗いしやすいモデルも登場していますが、なんとタワー型ファンにも、ファン部分を外して水洗いできるモノが登場しました。それがツインバードの「タワーファン」。扇風機の羽根と比べて洗いづらいファンを簡単にキレイにできるのは助かりますよね。

>> ツインバードの「タワーファン」は扇風機のようにファンを外せて洗えるぞ

 

5. 天井から空気を循環

照明器具とファンが合体したドウシシャの「CIRCULIGHT(サーキュライト)」。天井から風なんて涼しくなるの?と思ってしまいますが、この製品の目的は空気の循環。夏のクーラー使用時はファンを正回転させ下に溜まった冷たい空気を動かし、冬の暖房使用時は逆回転させ、空気を吸い込み天井に向けて風を出すことで、上に溜まった暖かい空気を下に循環させてくれます。最新モデルはシーリングカバーがフラットになり、設置時の圧迫感を低減。風量調整や調光機能も付いています。

>> 照明と空気循環を同時にこなすドウシシャの「サーキュライト」新作は風量アップ&より省エネに!

<文/&GP>

 

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