Appleが現地時間6月5日開催の世界開発者会議(WWDC)で発表する見込みのMRヘッドセットのOSの名称として、「xrOS」が以前から候補として上がっていましたが、Appleのペーパーカンパニーが「xrProOS」の商標も申請していたことが明らかになったばかりです。今回、さらにAppleの別のペーパーカンパニーが「RealityProOS」の商標も申請していたことが判明しました。
「realityproOS」の商標がニュージーランドで申請
現地時間21日付けでニュージーランドで、「realityproOS」の商標が申請されました。この出願は、昨年「Reality One」や「Reality Pro」といった用語を保護するために出願したImmersive Health SolutionsというAppleのペーパーカンパニーによって行われたものであるとのことです。
この新たな「realityproOS」の出願は、優先日の設定にジャマイカでの5月1日の出願を引用していますが、これは、同国での商標活動が現在オンラインで入手できないため、初期の商標保護活動を隠すためにAppleがよく使う戦術として知られています。
「realOS」の商標にも動き
ここ最近動きがあった別の商標に「realOS」があります。昨年、欧州でRealityo SystemsというAppleの別の子会社によって登録されたもので、コンピュータとオペレーティングシステムのさまざまな側面をカバーするものであることが明らかになっています。
ここ数週間、Realityo Systemsは、「コンピュータオペレーティングシステム、集積回路用コンピュータオペレーティングシステム 」というかなり狭い説明で、「realOS」の用語を他国で追加の商標出願を行ったことがわかっています。
いったい名称はどれに?
「xrOS」「xrProOS」「realityproOS」「realOS」などさまざまな商標出願が明らかになりましたが、これらすべてが使用されるとは考えにくいため、最終的にどれかが選ばれると見るのが妥当と言えます。
MRヘッドセットのOSの名称がどのようなものになるかは、WWDC 23の当日になるまでわからないため、今は指をくわえて待つしかなさそうです。
Source:MacRumors
Photo:@marcusckane/Twitter
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania