アスエネ株式会社(以下、アスエネ)は、シンガポールの政府系最大手のエネルギー会社パビリオン・エナジーと業務提携を締結したことを発表しました。
同社は、パビリオン・エナジーが保有するボランタリーカーボンクレジット取引を実行することで、日本とシンガポールのネットゼロを推進します。
ボランタリーカーボンクレジットは、NGOや企業、民間の団体が主導・発行しているカーボンクレジットです。
CO2排出量を可視化するクラウド
同サービスは、企業や自治体による利用を想定しており、請求書のAI-OCRスキャンや、GHGプロトコル(温室効果ガスの排出量算定と報告の国際・世界基準)に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援などに対応。CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供します。
なお、「アスゼロ」の導入企業は、購入したカーボンクレジットをシステムで管理することが可能で、CO2排出量の見える化から削減までをワンストップで行えるとのこと。
Asuzero Singaporeカントリーマネジャーのコメント
今回の業務提携について、アスエネのシンガポール法人Asuzero Singaporeのカントリーマネジャー、濱田雅章氏は、以下のようにコメントしています。
今回の提携により、Asuzeroのお客さまは、購入したカーボンオフセットをAsuzeroのシステムで一元管理できるようになります。今後もAsuzeroは、CO2排出量の見える化だけでなく、カーボンオフセットをはじめとする削減ソリューションも提供することで、企業の脱炭素経営をより一層支援してまいります
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000058538.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/205869
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文