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Apple、マイフォトストリームを7月26日でサービス終了と発表

Apple WWDC2021 フォトストリーム スティーブ・ジョブズ
 
Appleは、「マイフォトストリーム」のサービスを2023年7月26日で終了すると発表しました。サービス終了後は、iCloud写真の利用が推奨されています。

6月26日にアップロード終了、7月26日にサービス終了

マイフォトストリーム」は、2011年6月の世界開発者会議(WWDC2021)で発表された、iCloudのストレージ容量を消費せずに、写真をiPhone、iPad、Apple TV、Mac、Windows PCなどと最大30日間、同期できるサービスです。
 
Appleは、現地時間2023年5月26付けで公開したサポート文書で、6月26日でマイフォトストリームへの新しい写真のアップロードを終了、7月26日で同サービスを終了すると発表しています。
 

 
マイフォトストリームの写真は、少なくとも一台のデバイスに保存されているため、サービス終了によって写真が消失することはないものの、必要な写真はデバイスのライブラリに保存しておくよう、Appleは呼びかけています。
 
Appleは、デバイス間で写真や動画を同期して保存する方法として、iCloud写真を利用するよう案内しています。

マイフォトストリームとiCloud写真の違い

マイフォトストリームには、同期できるファイルは写真のみ(動画やLive Photosは対象外)、最大1,000枚、過去30日以内という制限があり、写真をiPhoneやiPadに同期する際は解像度が低下する、他のデバイスでの編集が反映されないといった制約があります。
 

 
マイフォトストリームを、現在多くのユーザーが利用しているiCloudフォトと比べると、iCloudストレージの容量としてカウントされないという以外は魅力に乏しいサービスとなっています。
 

iCloud写真 マイフォトストリーム
iCloudストレージ 消費する 消費しない
対応ファイル 写真のみ 写真、動画
アップロード上限 iCloudストレージ容量の範囲 過去30日以内、最大1,000枚
解像度 オリジナル、フル解像度(「ストレージ最適化」で容量節約可能) iPhone、iPad、iPod touchでダウンロードすると解像度低下
他デバイスでの編集内容 反映される 反映されない

 
 
Source:Apple (1), (2), 9to5Mac
Photo:Apple
(hato)

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