コロナ禍により、ノートPCを持ち歩く人が増えたという話があります。これまでは会社でしか仕事をしていなかった人が、自宅でも仕事をしなければいけなくなり、PCを持ち帰る必要が出てきたということのよう。
またそれ以前にも、通勤カバンにリュックを選ぶ人が増えたことがありました。それが東日本大震災。当時、電車が止まり徒歩で帰宅した人たちが、歩きやすく両手が空くリュックを選ぶようになったことがきっかけです。
他にも、両手が空くことでスマホを操作しやすいという面でも、リュックが選ばれているとか。
いずれにせよ、昔はタブーと言われていた“スーツにリュック”も今や当たり前の時代に。またビジネスファッションのカジュアル化が進んだこともあり、さらにリュックは違和感がなくなってきています。
とはいえ、どんなリュックでもいいのかというと、それはまた別の話。やはりビジネスシーンに馴染むのはシンプルなデザインなのか、すっきりしていて、さらにモノトーンのリュックを選んでいる人が多いという印象です。中でも人気は黒。どんなスタイルにも馴染む黒リュックは、今やビジネスファッションには欠かせないアイテムとなっています。
そんな黒リュックの最新モデルを5つご紹介します。一見するとどれに似たりよったりな雰囲気ですが、それぞれ工夫を凝らしたものばかり。コロナ禍が落ち着き、毎日オフィスへ通勤に戻ったという人など、以前と比べて持ち歩く荷物が変わった人などは、今の荷物量に合わせて新たなリュックを探してみるというのもアリですよ。
1. リュックにありがちな衣類の傷みを低減
前持ちしやすいリュックとして有名なace.の「ガジェタブル」。スタンダードなスクエアリュックながら、ラゲージメーカーらしいアイデア満載の使いやすさで人気のモデルに、アイデア構造が追加されました。「ガジェタブルLP2」は、腰に当たる部分にパットが付いていて、このパットが左右に動くことで服の擦れを低減してくれます。たしかにリュックを使っていると、服の背面が摩耗し毛玉ができたりしますよね。そんな傷みを抑え、さらにパット自体は薄く作られているので、売りである前持ち時も邪魔にならない。リュックへの不満を解消してくれるアイデア商品です。
>> ace.「ガジェタブル LP2」はリュックで服が擦れる問題を動く腰パッドで解決!
2. 高コスパが魅力のカジュアルリュック
1983年にロンドンでスタートしたターガス(現在の拠点はアメリカ)。早くからノートPCを持ち運びやすいリュックを手掛けてきました。カジュアルめのデザインに使いやすいポケット類。そしてなにより1万円前後という高コスパが魅力です。新作の「Transpire Advanced」は、軽さと、本体自体の撥水性に加えて下部のミニポケットに収納可能なレインカバーが付属するなど雨への強さが特徴。容量は23Lとそこそこあるうえに、背面にはスーツケースのハンドルを通せるベルトが付いているので、通勤時はもちろん旅行でも活躍してくれますよ。
>> PC用バッグのパイオニア「Targus」の新作リュックはさすがの使いやすさ!しかも約1万円と高コスパ!
3. 荷物が少ないならスリム&軽量なリュックに
普段持ち歩く荷物がノートPCとちょっとだけという人なら、スリムなリュックがいいかもしれません。ライフスタイルブランド・KEYUCAの「N撥水 1ROOMスリムリュック Mサイズ」は、シンプルな1気室構成。メイン収納部は3辺ファスナーで大きく開くので荷物の出し入れがしやすく、表側や背中側にもポケットが付いています。そして重さはわずか約490gと軽量で、さらに厚さは約6cmとスリム。そして価格は6490円! 紙資料はほとんど持ち歩くことがなくなったという人なら十分満足できる収納力ではないでしょうか。
>> KEYUCAはバッグも優秀。シンプルデザインで撥水も備えた3WAYバッグが1万円以下!
4. 使い勝手はトートバッグ
トートバッグにショルダーベルトを付けたようなデザインが特徴の、MILESTO「STLAKTバックパック」。底面がフラットでマチがそこそこあるため自立しやすく、トートバッグのような使い勝手に。上部の開口部には止水ファスナーが使われているので、雨の日も安心です。また素材にはヨットの帆で世界一のシェアを誇るディメンションポリアント社が開発した“X-Pac”を使用。これは軽く、水が浸透せず、破れにくい素材で、アウトドアのバックパックにも使われるもの。重く、そして雨から守りたいノートPCを持ち運ぶリュックにはピッタリの素材です。
>> 軽くて頑丈で水に強いMILESTOのX-pac製バックパック&ショルダーバッグはオンオフ問わず大活躍!
5. 汚れが気になるなら洗濯機で洗えるリュックを
常に外にさらされるリュックは、当然ながら汚れていきます。汚れが気になる場合は水拭きしてキレイにするわけですが、できればしっかり洗いたいという人もいるかもしれません。だったらバッグブランドLEKTの「VEIL」がいいかも。外装とインナーの2パーツ構造になっていて、コットン60%、ナイロン40%の外装はそのまま洗濯機で洗えるようになっています。しかも内側はメッシュ素材になっていて、洗濯メッシュに近い素材なので、ひっくり返して洗えば外装が傷みづらいというアイデアも。またバッグインバッグのような小物を収納しやすいインナーは、実は背面のクッション材の代わりにもなるんです。リュックだってしっかり洗いたいという人は要チェックです。
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<文/&GP>
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