動画を再生中にスマートフォンが突然爆発し、視聴していた少女が顔に損傷を負って死亡する事件がインドで発生しました。
Xiaomiが声明を発表
インド南部のケララ州で4月、夜中にスマートフォンを使用して動画を視聴していたところ、いきなり目の前で端末が爆発し、8歳の少女が死亡する事件が発生しました。スマートフォンを酷使したことで、バッテリーに過剰な負荷が掛かり発火したと考えられています。
現地報道によれば、犠牲になった少女が使用していたのは、3年前に叔父が購入したXiaomiのRedmi 5 Pro(Redmi Note 5 Pro?)で、現地のサービスセンターで昨年バッテリーの交換を行ったばかりだそうです。爆発が起きた際にスマートフォンは充電されていませんでした。こうした報道を受け、Xiaomiの現地法人が慌てて現在調査中との声明を出す事態に発展しています。
なお、Redmiについては2022年にも爆発事故が起こり、就寝中の女性が亡くなる事故が起きています。
他にもインドでは3月、通話中のスマートフォンが突然爆発し、68歳の男性が死亡する事件も発生しています(メーカーは不明)。
Appleも注意喚起
リコール騒動に発展したSamsungのGalaxy Note 7のように、スマートフォンの構造に問題があるケースも稀にありますが、一般的に爆発や発火事故の多くは、サードパーティーの粗悪な充電器やケーブルによって、バッテリーにダメージが蓄積することが原因とされています。
今回起きた事故ではXiaomiの正規ストアでバッテリーの交換を行ったとのことですが、資格のない非認可の業者や個人によるバッテリー交換など、粗雑な修理が原因で事故にいたる可能性もしばしば指摘されます。
事実、Appleも公式Webサイトで「バッテリーが損傷し、火災、負傷が発生しないようにするため」として、iPhoneの修理を行えるのはトレーニングを受けた技術者のみであることを強調しています。
Source:Kaumudi Online,91mobiles via Wccftech,Apple
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-539275/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania