これまで、新築戸建てを購入しようとすると、物件の内見のスケジュールを調整したり、不動産会社との連絡のやりとりをしたりと、購入検討者には多くの時間と手間がかかっていました。
また、新型コロナ感染症対策を背景に、不動産販売の現場においても非対面・非接触が求められる中では、物件への案内や内見が難しい状況も多くありました。
ショウタイム24株式会社は、IoTを活用した不動産案内システム「無人内見システム MUJIN24(以下、MUJIN24)」が、長野県のモデルハウス「千曲市寂蒔モデル諏訪市高島3丁目モデル」に導入されたことを発表しました。長野県内での「MUJIN24」の導入は、今回が初とのこと。
「千曲市寂蒔モデル諏訪市高島3丁目モデル」は、株式会社秀光ビルドが運営するモデルハウス。同モデルハウスには、タイムリープ株式会社の遠隔接客サービス「RURA」も導入されています。
非対面で内見ができる案内システム
予約した人は、自身の生活スタイルに合った時間に気軽にモデルハウスを内見可能。担当者が帯同しないので、自分の好きな場所や気になるスペースなどを自由にチェックできるのが特徴です。
今回のモデルハウスでは、株式会社秀光ビルドの担当者への質問は「RURA」を通じて行えます。
アバター接客にも対応
接客の一部を自宅など遠隔地から行うことで、新型コロナウイルスへの感染対策はもちろんのこと、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現が可能。約30店舗の接客を3名で実施した例もあるそうです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000040578.html
ショウタイム24株式会社公式サイト:https://www.showtime24.co.jp
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/208794
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文