株式会社ハッチ・ワーク(以下、ハッチ・ワーク)は、近鉄不動産株式会社(以下、近鉄不動産)が管理する月極駐車場に、月極駐車場オンライン管理システム「アットパーキングクラウド」を6月1日より導入することを発表しました。
同システムが導入される駐車場は約6,000台。導入後は、空き情報の確認・予約や契約手続きなどがオンライン上で行えるようになります。
オンライン上で申し込みから契約完了まで完結
集客支援サービスでは、一般的な月極駐車場の集客情報を、月極駐車場検索サイト「アットパーキング」や大手住宅情報サイトに掲載することで、稼働率を大幅にアップ。駐車場のユーザーは、最短30分で申し込みから契約までをオンライン上で完結できます。
また、現地の募集看板にはQRコードを記載。ユーザーはコードをその場でスマートフォンで読み取り、空きがあればそのまま申込・契約手続きに進むことができます。なお満車の場合は空き待ち予約ができるサービス「アキマチ」にも対応しています。
管理者にとっては、クラウド上で月極駐車場の契約や問い合わせの状況を管理できる専用管理画面が使用できるほか、100%立替払いの滞納保証サービスで滞納督促の業務が不要に。さらに、電話問い合わせの代行も可能であるなど、月極駐車場の管理業務に関するトータルソリューションとなっています。
利便性向上と業務負担軽減が目的
「アットパーキングクラウド」は、このような状況を背景に導入されました。ハッチ・ワークによると、同システムの導入によって、近鉄不動産の業務負担やコストは大幅に削減され、月極駐車場運営事業のさらなる付加価値創出に注力する体制づくりが実現されるとのこと。
なおハッチ・ワークと近鉄不動産は今後も月極駐車場のDX推進に取り組んでいくと伝えています。両社が今後、どのような形で駐車場関連のDXを推進していくのか。続報を待ちたいところです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000005153.html
株式会社ハッチ・ワーク公式サイト:https://hatchwork.co.jp/
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/209354
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文