NFTプロジェクト「I’m still here with you.」(略称:WithYou)を手掛ける3B DAOは、音楽NFTプラットフォーム「Sound Desert」と連携して、音楽/エンタメとNFTを組み合わせた新たなプロモーション手段を模索する実証実験を行うことを発表しました。
注目のWithYouプロジェクト
「I’m still here with you.」は、15種類の絵のテーマと500種類以上のパーツをすべてカスタマイズすることができる新しいNFTアートプロジェクト。部屋をカスタマイズして、自分だけのアートNFTが作成できます。
同プロジェクトは、クリエーターとして国内外で活躍する映像監督/CGクリエイターの森江康太氏が参加しており、日本アニメーションを彷彿とさせる高いクオリティのアートが特徴です。日常部屋の中の風景をモチーフとしており、その風景の中にあしらわれた各パーツを自由にカスタマイズすることが可能。企業のキャラクターやグッズ、ブランドとしてのコラボレーションなども実施しています。
また、同プロジェクトのNFTには、NFTの中にNFTを飾ることができる「NFTs in NFT」という独自規格の機能が採用されていることも特徴です。2023年3月末にコミュニティ限定で行った先行販売ではわずか48秒で即完売するなど、国内のNFTでも注目度の高いプロジェクトのひとつです。
コラボレーションSBTを発行
「I’m still here with you」と、「Sound Desert」で音楽NFTを展開するCOWMAN氏のコラボレーションSBT(ソウルバウンドトークン)が発行・販売されます。それぞれの独創性を最大限に活かした、視覚的にも聴覚的にもアプローチする新しいコラボレーションSBTに注目です。
発行されたSBTは数量限定で「Sound Desart」のマーケットプレイスで販売されます。販売は、2023年7月中旬を予定。音楽やアートに対し感度の高いユーザーへリーチし、WEB3.0にコミットするクリエイターや企業の活動の最大化を図るとのこと。
なお、「I’m still here with you」と「Sound Desert」は、2023年6月3日に開催されるNFT Art TOKYOへの出展が決定しています。会場では、SBTを発売日よりも前に優先して購入できるAL(優先購入権)の配布などが行われる予定です。
クリエイター第一を掲げるプラットフォーム「Sound Desert」
レコードやCD感覚で音楽NFTをコレクションでき、プレイリスト再生機能や、ライブチケットやSBTの配布など、音楽イベントと連動したソリューションを提供します。
NFTの付与や売買は、アーティストが収益を得るための新たな手段として注目されています。今回の実証実験がどのような結果となるのか。注目しておきたいところです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000041593.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/209530
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文