Appleは世界開発者会議(WWDC23)において、ヘッドセット「Vision Pro」を発表しました。
Vision Proは「Apple史上最も野心的な製品」とされ、世界中で大きな関心を集めていますが、発表直後になぜかAppleの株価が急落してしまったようです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Vision Pro発表後、Appleの株価が最大3%下落
2. 株価下落の原因は、Vision Proの価格が予想を大きく上回ったことだと考えられる
3. それでもApple株は年初来44%高で、昨年の下落率を大きく上回っている
予想を上回る価格が原因か
現地時間の6月5日、Appleの株価は、前日比2.2%高の184.95ドルまで上昇し、史上最高値を更新しました。
しかしその後、株価は最大約3%下落し、終値は前日比0.8%安という結果になりました。
株価の下落は、世界開発者会議(WWDC23)でティム・クック最高経営責任者(CEO)がVision Proの価格を発表した直後に始まったようです。
これは、Vision Proの価格が、3,000ドル程度(約42万円)とみられていたのに対し、実際の価格が3,499ドル(約49万円)と大幅に高かったためでしょう。
言い方を換えると、それだけVision Proへの期待が高いということになります。
ただし、この日の下落を考えても、Appleの株価は年初来44%高と好調で、上昇率はすでに昨年の下落率27%を大きく上回っています。
米国のハイテク株式市場は年初から回復基調にありますが、Apple株が市場の牽引役になっているといえるのではないでしょうか。
Source:Forbes
(te7373)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania