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iOS17などの開発者向けベータ版が、誰でも無料でダウンロード可能に

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Appleは、これまで年額12,980円(米国では月額99ドル)のApple Developer Programに加入しなければダウンロードできなかった開発者向けベータ版を、Apple IDを使って開発者アカウントに登録すれば誰でも無料でダウンロードできるようにしました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple IDがあれば誰でも無料で開発者向けベータ版のダウンロードが可能。
2.初期のベータ版には著しい不具合やバグが発生する可能性がある。
3.iOS16.4から開発者アカウントとApple IDの関連付けが必要になった。

Apple IDで誰でも開発者向けベータ版のダウンロードが可能に

今回の変更により、Apple IDさえあれば、一般登録ユーザー向けのパブリックベータ版のリリースを待たずに、世界開発者会議(WWDC23)で発表されたiOS17iPadOS17macOS Sonomaなどの開発者向けベータ版をダウンロード及びインストールできるようになります。
 
ただし、初期のベータ版には著しい不具合やバグが発生する可能性があるため、メインデバイスにインストールすることはおすすめできません。
 

iPhoneの「ソフトウェアアップデート」よりダウンロード可能

筆者のiPhoneでは、「設定」 > 「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」のベータアップデートをタップすると、「iOS17 Developer Beta」「iOS16 Developer Beta」が選択可能になっており、開発者向けiOS17ベータ1をダウンロードできるようになっています。
 

 
iPadでも同様に、開発者向けiPadOS17ベータ1のダウンロードが可能な状態となっていました。
 

iOS16.4から開発者アカウントとApple IDの関連付けが必要に

Appleは、iOS16.4/iPadOS16.4ベータで、有料版のApple Developer Programに登録していない非開発者のユーザーが、有料版に登録している開発者のユーザーと構成プロファイルを共有して、開発者向けベータ版を入手するのを防ぐために、ダウンロード時に開発者アカウントに関連付けられているApple IDの入力を要求するようになりました。
 
同社は今後、Apple IDで開発者向けベータ版をインストールしている全てのユーザーを把握できるようになります。
 
 
Source:Apple via 9to5Mac
(m7000)

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