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iOS17ではAirTagを最大5人で共有可能に

Apple AirTag
 
iOS17では、AirTagを最大5人で共有できるようになります。家族などで共有する持ち物の紛失防止が便利になりそうです。iOS17は現在、開発者向けベータが提供されており、一般ユーザー向け正式版は今秋公開予定です。

 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17では、AirTagを最大5人で共有可能になる。
2. AirTagに加えて「探す」ネットワーク対応製品も共有可能。
3. 共有には相手が承諾する必要があるので、悪用も防止できる。

AirTag、「探す」対応製品を共有可能

Appleが世界開発者会議(WWDC23)で発表したiOS17では、AirTag最大5人で共有し、持ち物の正確な位置を見つけたり、音を鳴らしたりできるようになります
 
この機能は、AirTagだけではなく「探す」ネットワークに対応するすべての製品で利用できます。

共有には相手の承諾が必要

AirTagや「探す」ネットワーク対応製品を共有するには、「探す」アプリから共有したい相手に参加を依頼し、相手が承諾する必要があるため、無断で追跡されることはありません
 
通常は、自分以外のApple IDに登録されたAirTagが近くにあると、AirTagから通知音が鳴りiPhoneに通知が届きますが、共有グループのメンバーには、AirTagが近くにあっても通知は届きません。

家族などで共有するアイテムの紛失防止に有効

AirTagは2021年4月に発表・発売されて以降、世界中で多くの人々を失くし物から救っている一方で、自分以外の家族のApple IDに登録されたAirTagを持ち歩くと通知音が鳴ってしまう点について、改善を望む声もあがっていました。
 
新機能の公開により、車の鍵やカメラなど、家族と共有しているアイテムの紛失防止のためにAirTagの使い勝手が向上しそうです。
 
 
Source:Apple, AppleInsider
Photo:Apple
(hato)

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