Appleの紛失防止タグAirTagを所持品のセキュリティ以外のために使用する事例が昨今多数報告されていますが、今回は災害支援物資がちゃんと現地に送られているかを調査するためにAirTagが使用されました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleの紛失防止タグAirTagが、災害支援物資の転売現場を目撃した。
2. メキシコのジャーナリストが米1袋とトイレットペーパー1パックにAirTagを埋め込み、行方を調査。
3. 最終的に物資が国外に出ることはなく、メキシコシティの市場で転売されたことを確認した。
支援物資は国内にとどまったまま転売されてしまった?
メキシコのジャーナリストのパメラ・セルデイラ氏は、今年2月6日にトルコ南部のシリア国境近くで2月6日に起きたマグニチュード7.8の地震の救済支援物資が実際に現地に送られているかが定かでなかったため、自身が寄付した米1袋とトイレットペーパー1パックにAirTagを埋め込み、その行方を調査しました。
動画によれば、「探す」によって支援物資の現在地を追跡したところ、最終的に物資が国外に出ることはなく、首都メキシコシティの市場で転売されていることを突き止めたとのことです。
米袋が行き着いた建物には入ることができなかったものの、トイレットペーパーに関しては「正確な場所を見つける」を使ってその転売の現場を目撃することに成功したそうです。
メキシコで行われた地震支援がすべて国内で転売されているとは限りませんが、政府関係者は本格的な調査に乗り出すと約束しています。
Source:9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-541258/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania