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macOS Sonomaでは、メールアプリのプラグインをサポートせず

メール
 
Appleのメールアプリにおいて、従来の拡張機能であるプラグインが、macOS Sonomaではサポートされないことが明らかとなりました。これにより、一部のサードパーティー製のメール用アプリが利用できなくなったということです。
 
Appleは2021年、macOS Montereyで、MailKit APIを使用してメールアプリの拡張機能を構築する新しい方法を導入し、同社はその際、メールアプリのプラグインは、今後リリースされるmacOSでは機能しなくなるとしていました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.macOS Sonomaでは、メールアプリのプラグインをサポートせず。
2.macOS Sonomaに更新すると一部のメール用アプリは機能しなくなる。
3.今後は、MailKitベースの拡張機能のみをサポートする。

macOS Sonoma、メールアプリのプラグインのサポート終了

AltStoreが世界開発者会議(WWDC23)でAppleに確認したところ、macOS Sonomaではプラグインがサポートされておらず、今後は、MailKitベースの拡張機能のみをサポートすることを明らかにしたということです。AltStoreは非公式iOSアプリストアで、脱獄不要でApp Storeにないアプリをインストールできることで知られています。
 
MailKit APIは、セキュリティ層が多く安全性が高いものの、従来のプラグインよりも制限がはるかに多いのが特徴です。AltStoreに関しては、macOS Sonomaでは現行のメールプラグインが利用できなくなったため、新しい認証方法に対応すべく取り組んでいるとしています。
 


 
AltStoreの他にも、メールプラグインに依存するアプリを使用している場合は機能しなくなるため、macOS SonomaをMacにインストールする前に、アプリがMailKit APIに対応するまで、アップデートを待つ必要があります。
 
開発者向けmacOS Sonomaベータ1では、従来のプラグインをメールアプリで開くことはできません。macOS Sonomaのパブリックベータは今年7月にリリースされ、秋には一般公開される予定です。
 
 
Source:MacRumors,9to5Mac
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