Appleは、WWDC23で発表した複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」に搭載されている「Apple R1」プロセッサと、機能の一つである「Spatial Memories」の商標を新たに申請したことが明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが「Apple R1」プロセッサと「Spatial Memories」の商標を新たに申請した。
2. R1チップはにM2チップと並んでVision Proに搭載されており、遅延のないリアルタイムの世界観を実現する。
3. 商標の優先出願は2022年12月14日にリヒテンシュタインで行われている。
Apple R1
R1チップとは、Vision ProにM2チップと並んで搭載されており、12ミリ秒以内にディスプレイに画像をストリーミングし、遅延のないリアルタイムの世界観を実現します。
米国特許商標庁(USPTO)は現地時間14日付けで、Appleの商標申請「Apple R1」を公開しました。申請日は6月9日となっています。
商標は、国際分類09「コンピュータチップおよび集積回路」のもと申請が行われており、優先出願は2022年12月14日にリヒテンシュタインで行われています。Appleは香港でも登録番号306269103で「Apple R1」の商標申請を行っています。
Spatial Memories
Vision Proの機能の一つに、空間再現ビデオ機能が挙げられますが、この機能の正式名称は「Spatial Memories」のようで、国際分類09と国際分類42のもと、USPTOで商標申請が行われています。
こちらも香港でも商標申請が行われており、登録番号は306269482となっています。
Source:Patently Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/vision_pro-541826/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania