Appleが発売したばかりのM2チップ搭載15インチMacBook Airの256GBストレージモデルを分解した結果、NANDフラッシュストレージチップを1個のみ、搭載していることが判明しました。
M2チップ搭載13インチMacBook Air(256GB)もNANDフラッシュストレージチップ(以下、NANDチップ)1個しか搭載していないので、当然といえば当然ということになります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 15インチM2 MacBook Air(256GB)はNANDチップ1個のみ搭載。
2. 256GBモデルは512GB以上のストレージ容量モデルよりSSD速度が遅い。
3. M1 MacBook Air/MacBook Proは128GB NANDチップ2個を搭載。
256GBモデルはほかのストレージ容量のモデルよりもSSD速度が遅い
15インチMacBook Airのストレージ容量は、オプションを含めると256GB、512GB、1TB、2TBがあります。256GBモデルは256GBのNANDチップ1個ですが、ほかの容量のモデルは複数個のNANDチップを搭載しています。
したがって単純に考えると、SSDの読み込み/書き込み速度が、256GBモデルはほかのストレージ容量の多いモデルと比べ、遅いということになります。
読み込みは約50%、書き込みは約30%遅い
初めてAppleシリコンを搭載したM1 MacBook AirとM1 MacBook Proの256GBモデルは、128GBのNANDチップを2個搭載しています。
しかし後継モデルである13インチM2 MacBook Airと13インチM2 MacBook Proの256GBモデルは256GBのNANDチップを1個搭載という構成に変わったため、前モデルよりもSSD速度が遅くなったと指摘されています。
YouTubeチャンネルMax Techの実験によれば、M1 MacBook Pro(256GB)と比べ、読み込み速度ではM2 MacBook Pro(256GB)のほうが約50%、書き込み速度でも約30%遅いという結果が出ています。
Source:MacRumors
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-541839/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania