現在開発者向けベータ版が提供中で、秋には正式版がリリースされるiOS17とiPadOS17には、iPhoneやiPadにかなり顔を近づけた状態で一定時間が経過すると、警告する新機能「画面からの距離」が追加されます。
新機能「画面からの距離」
Appleは「iOS17プレビュー」の「ヘルスケアアプリ」において、新機能「画面からの距離」について次のように説明しています。
長い時間、デバイスや本などを近すぎる距離で見続けることも、近視のリスクを高めます。スクリーンタイムの新しい「画面からの距離」機能では、iPadやiPhoneでFace IDを作動させる時と同じTrueDepthカメラを使って、デバイスをもっと目から離すように子どもに促すことができます。
新ヘルスケアアプリは心と目の健康保持に注力
AppleはiOS17のヘルスケアアプリで、特に心の健康と目の健康の保持に力を入れています。
目の健康については、近視になる子どもの数が年々増えていること、また毎日80〜120分間日光の当たる屋外で過ごすと近視のリスクが軽減することから、日光の下で過ごした時間を環境光センサーで測定できる機能「日光下の時間」をApple Watchに追加するとしています。
なお子どもがiPhoneを持っていなくてもApple Watchさえあれば、日光の下で過ごした時間をApple Watchで測定、そのデータを保護者がファミリー共有設定を使って、iPhoneのヘルスケア共有でチェックできます。
「画面からの距離」「日光下の時間」機能が利用できるデバイス
「画面からの距離」機能は、Face IDを搭載したiPhoneモデル、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)で利用できます。
また「日光下の時間」は、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Series 6以降、Apple Watch Ultraで利用できます。
Source:Apple via MacRumors
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-541952/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania