Appleが将来のHomePodにカメラを用いた視線認識機能を追加し、Siriがユーザーの視線を認識し、指示を実行する機能を搭載する特許を出願していることが確認されました。
この特許を搭載したHomePodが商品化された場合、ユーザーは操作を行いたいデバイスを見ながらSiriに指示を行うと、対象となっているデバイスをカメラが自動認識し、指示された操作を実行するようになります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 視線認識機能を搭載するHomePodに関する特許が公開された。
2. 実用化された場合、Siriへの指示をユーザーの視線に基づき認識し実行する。
3. Siriに指示しているユーザーはだれかも、搭載されたカメラで認識する。
Vision Proの視線認識機能をHomePodに応用か
今回出願された特許には、Vision Proの視線認識機能をHomePodに応用したような内容が記されていると、Patently Appleは説明しています。
この機能が搭載されたHomePod(下記図表8Aの802)を使った場合、「ライトを点けて」とSiriに指示(下記図表8B)しながら対象となるライトを見ると(下記図表8Cの818)、ユーザーの視線の先にあるライトをHomePodが認識して点灯するようになります。
また、HomePodに搭載されたカメラで、Siriに指示しているユーザーを見分ける(下記図表10A)ことも可能になるようです(下記図表の場合は、女性が指示)。
この特許が実製品に搭載されれば、具体的なデバイス名も含めて指示する必要がなくなり、使い勝手が向上すると期待されます。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-542236/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania