うなるようなディーゼル音で長年鉄道ファンに愛されてきたJR東海の「キハ85系」がもうすぐ引退となります。1989年に特急「ひだ」としてデビューし、1992年からは特急「南紀」にも投入。JR東海が最初に開発した特急用車両で、床が高く窓が大型で景色を楽しみやすいという特徴もある車両で、今後は京都丹後鉄道が譲り受け「KTR8500形」として再デビューさせる予定ですが、「キハ85系」としては7月のイベントがラストランとなります。
そんな歴史ある車両の引退に合わせて、東海キヨスクからオリジナルグッズ「ミニミニ方向幕 キハ85系」(3000円)が発売に。実際にキハ85系に使用されていた方向幕をリアルに再現した、手の平サイズのミニチュアアイテムです。
本製品は、実際につまみを回転させて行き先表示を変更できるのが特徴。方向幕のフォントや順番などは、実際に「キハ85系」で使用されていたものを基に忠実に再現しています。なお、変更できるのは上段の行き先表示のみで、下段は2号車の指定席の表示に固定されています。
方向幕には「試運転」「回送」「臨時」「団体」「ホームライナー」「シュプール」といった表示から、特急「ひだ」および特急「南紀」のすべての行き先表示まで再現されており、定期列車では見ることのできない希少な行き先も含まれています。
ちなみに特急「ひだ」の行き先表示は、「越中八尾」「高山」「飛驒古川」「富山」「下呂」「名古屋」「大阪」「金沢」。特急「南紀」の行き先表示は、「伊勢市」「鳥羽」「尾鷲」「熊野市」「紀伊勝浦」「新宮」「名古屋」「紀伊勝浦(新宮~紀伊勝浦 普通)」「名古屋(紀伊勝浦~新宮 普通)」です。
ほかにもオリジナルグッズが同時発売。キハ85形1100番台とヘッドマークをアクリルマグネットで再現した「キハ85系アクリルマグネット4個セット」(1650円)には、臨時急行「いせ」の貴重なヘッドマークも同梱。
「キハ85系チャーム付きアクリルキーホルダー」(1100円)は、代表的な行き先表示とヘッドマークのチャームが付いたキハ85形0番台のアクリルキーホルダー。
「キハ85系車窓クリアファイル2枚セット」(660円)は、キハ85形0番台とキハ85形1100番台の窓部分が透明になっているため、中に入れた書類を確認しやすく便利です。
名古屋駅等の東海キヨスク18店舗では6月20日(火)開店時から、オンラインショップ「Click! Kiosk」では6月20日(火)10:00から発売です。
>> 東海キヨスク
<文/&GP>
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