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AirTag、盗まれた牛のマスコットの回収に一役買うことに

牛 マスコット
 
Appleの紛失防止タグAirTagが、盗難された米国のタコスレストランの牛のマスコットの位置を特定するのに役立った、と地元メディアが報じています。オーナーの男性が念の為とマスコットの中に忍ばせておいたのが功を奏したようです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleの紛失防止タグが、盗難された米国のタコスレストランの牛のマスコット「マノーロ」の場所を特定した。
2. オーナーが念の為とマスコットの中に忍ばせておいたのが功を奏したようだ。
3. マノーロが消えたと聞いたとき、ドッキリかと思ったという。

「最初ドッキリかと思った」

高さ約182センチ、重さ約68キロの牛のマノーロがテキサス州のタコスレストランTacos Don Manolitoから姿を消したのは6月最初の週の月曜夜から朝にかけてのことです。
 
マノーロが消えたと聞いたとき、ドッキリかと思った、とデビッド・バルケ氏は述べています。
 
ベンチに腰掛け足を組む様子が特徴的なマノーロでしたが、朝見るとセキュリティ用の鎖が何者かに切断されており、その姿はどこにもありませんでした。
 
レストランは今年1月にオープンしましたが、バルケ氏は念の為マスコットの内部にAirTagを埋め込んでおり、今回そのおかげで盗品を回収することに成功したとのことです。

民家の中にあるとAirTagが位置情報を表示

AirTagの位置情報を表示すると、サウスタウンの民家の中にあるのがすぐにわかったといいます。
 
その後、警察の介入があり、無事マノーロを取り戻すことができたそうです。
 
マスコットを持っていた人物は誰かから買ったと話していますが、月曜の夜に盗まれてから再び発見された火曜までの間に十分な時間はないと思われるため、供述内容の正当性は定かでない、とバルケ氏は述べています。
 
今後、セキュリティカメラの映像などから犯人の特定を急ぎたいと同氏は考えているようです。
 
 
Source:San Antonio Express-News via 9to5Mac
Photo:donmanolitotx/Instagram
(lexi)

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