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共同通信グループの2社、ビジネスのアイデア発想を支援。オンラインサービス「AIDEL」試行版登場

共同通信グループのクォンツ・リサーチ株式会社(以下、クォンツ・リサーチ)および株式会社矢野経済研究所(以下、矢野経済研究所)は、企業のビジネスアイデア発想業務を支援するオンラインサービス「AIDEL(あいでる)」を開発。

2023年6月15日(木)に実証を目的とする試行版の無償提供を開始しました。

アイデアの検討・業務に集中できる特徴・機能

「AIDEL」は、アイデア発想に欠かせない検討・業務へ集中できる特徴・機能を有しています。

特徴のひとつが、独自開発のAIによる創造的・革新的・実践的なビジネスアイデアの検討支援。主としてWeb上の情報を対象に、アイデア発想業務に適する情報を探索し、AIによりクォンツ・リサーチ独自の市場区分と結びつけて提供するところまで、すべて自動化します。

また、アイデア着想のメカニズムを可視化するのも特徴。アイデア発想プロセスに適切な枠組みや仕組みの提供によって、アイデアの発想方法を知らない人でも、その方法論に迷うことなく、また外部の専門家などに頼ることなく、アイデアを発想・検討できます。

さらに、チーム機能で複数メンバーによる建設的議論を促進。アイデアを構成する要素を可視化、フレームワークとすることで、チームでの論点が定まりやすくなり、建設的なチームビルディングをサポートします。

試行版を経て本サービスの提供へ

「AIDEL」は、2023年秋ごろまで試行版を提供予定。利用対象は法人・団体で、上限を20社・団体程度としています。

今後は、試行版の提供を通じた実証を経て、改良すべき点を抽出し、それらを反映された本サービスの開発を推進。早ければ、今年中にも本サービスの提供(有償)へと切り替えていく計画です。

本サービス提供開始後も、最適な情報提供の精度を高めていく取り組みや、矢野経済研究所独自の市場情報との接続、提供などを計画。その他、生成AIの組み込み活用も検討するなど、継続的にサービスの内容や質の向上を目指すとのことです。

クォンツ・リサーチと矢野経済研究所

クォンツ・リサーチは、金融工学とITを融合させ、金融・投資分野において、投資家の投資判断を支援する情報提供サービスを展開中。

また、金融分野を中心に、データ分析・シミュレーションツールの提供や、アプリケーション開発、金融工学を基礎としたビッグデータ分析、AIモデル開発なども手がけています。

矢野経済研究所は、1958年に設立された独立系総合マーケティング調査機関。2004年に上海、2007年に台北に事業拠点を開設し、現在は調査ネットワークをアジア全域に展開中です。

全産業分野を対象に年間250テーマ以上のマーケット・レポートを発刊するとともに、600案件を超える受託調査やコンサルティングプロジェクトを受託しています。

両社が持つ経験やノウハウ、実績を組み合わせて開発されたのが「AIDEL」です。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000049712.html

(文・Higuchi)

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