炊きたてごはんをいつでも好きな時刻に食べられる炊飯器のタイマー機能は、確かに便利。でも、忙しい日々の中では、急な残業で帰りが遅くなったり、予定していた会食が中止になったり、急に外で食事を済ませることになったりなんて、よくあること。急な予定変更は仕方がないけれど、せっかく炊いたごはんを余らせてしまうのはもったいないですよね。
炊きたてのおいしさを、いつでも好きな量だけ楽しみたい、そんな願いを叶えてくれそうなのが、パナソニックの「SR-AX1」(予想実勢価格:4万5540円前後)。なんと、米も水も自動で計量して炊き上げる、自動計量機能付きのIH炊飯器なんです。しかも、アプリでリモート操作もできるって!
ご覧の通り、パッと見の印象では大きめのコーヒーメーカーのような形状の「SR-AX1」。
本体下部には炊飯釜、本体上部にはコメ2kg(13合分)を収納できる米びつと、容量600ml(2合分)の水タンクを備えます。
米びつ部分に無洗米、タンクに水をセットしたら、あとはアプリを使って食べたい量と炊き上がり時刻をセットするだけ。すると、炊き上がりから逆算した時間に適量の米と水が自動的に計量されて内釜に入り、所定の浸水時間をとった上で炊飯が始まる仕組み。帰宅時間にあわせてあらかじめ設定しておけば、帰った時には熱々の炊きたてごはんが完成しています。
アプリを使ったリモート操作もできるから、「もともと外食するつもりが、急な予定変更で自宅で食事をとることになった」なんてときも問題なし。炊き上がり時間はもちろん、炊飯量の変更もできるので、「今日はあまりお腹が空いてないから、いつもの半分の量にしとこうかな」なんて操作も自由自在です。
ただし、本製品には“研ぎ”の機能は搭載しないので、使えるコメは無洗米のみ。また、基本的に「炊きたてのごはんをその都度食べきる」使い方を想定しているため、一度に炊けるごはんの量は最大2合までと少々控えめ。一度にたくさん炊いて、保温・冷凍しておく、という使い方には向きません。
アプリからの炊飯だと、炊けるごはんの量は0.25合単位で細かく設定できるから、「今日は普段よりちょっとたくさん食べよう」「昼に食べ過ぎちゃったから、夜は少なめにしよう」など、その日の気分や食欲にあわせて微調整が可能。「炊きたてのごはんを、ちょうどいい分量でおいしく食べきる」ことに潔く特化した炊飯器というわけですね。
本体サイズは幅17.6×奥行き33.6×高さ33.6cmとコンパクトで、凹凸の少ないすっきりとしたフォルム。生活感を感じさせない白一色のシンプルなたたずまいも好印象。飯釜は蓋つきの「おひつ」型フォルムで、ごはんが炊けたら本体からガチャッと外してそのまま卓上に載せられるのもユニークです。7月上旬より発売されます。
>> パナソニック
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/537941/
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