【GoodsPress 2023上半期AWARD】
2023年上半期に登場した洗濯乾燥機の最新モデルはタテ型がほとんど。中でも、汚れを落とす確かな洗浄力とともに洗剤の自動投入機能を兼ね備えた、おすすめの3台を紹介しよう。
* * *
2023年に登場した洗濯機のトピックスとして、コヤマさんは液体洗剤および柔軟剤を自動投入する機能の採用が進んだことを挙げる。
「紹介する東芝とシャープの最新モデルも、高級モデルと同様に自動投入機能を搭載し、洗濯物を投入した後、すぐに運転を開始できます。手動で投入する際の手間がかかりません。ハイアールが上位機種としてローンチした『JW-KD100A』も、10万円以下でありながら、液体洗剤の自動投入機能を備えるなど、標準化が進んでいます」
低振動・低騒音な設計を採用する動きも見逃せないポイントだという。
「騒音や振動が気になる早朝・深夜に洗濯機を使うためには、運転音が40dB以下に抑えられることが望ましいと言われています。東芝、シャープ、ハイアールはすべて、インバーターモーターによる低騒音設計を実現しました。音を気にせずに使える点もおすすめの理由です」
掃除機や洗濯などの生活家電について詳しく、キッチン家電もこよなく愛する実践はのデジタル家電ライター。ノートPCをはじめとするデジタルガジェットの造詣も深い。
ー洗濯機部門ー
<大賞>
■ウルトラファインバブルにより頑固な汚れも洗剤残りもスッキリ!
東芝ライフスタイル
「タテ型洗濯乾燥機 ZABOON AW-12VP3」(実勢価格:28万5000円前後)
同社独自の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」 機能によって、微細な泡が繊維の隙間まで入り込んで汚れを落としてくれるのが◎。衣類と洗剤液を温風で温めて洗う“温か洗いコース”も搭載し、高い洗浄力が期待できます(コヤマさん)
今どきのオシャレなサニタリールームに調和するスタイリッシュなデザインも特徴。天面には大型のタッチパネルを備え、各種操作を直感的に行なえる。脱水の最後にはパルセーターを細かく動かし、絡まった衣類をほぐすので洗濯物を取り出すのがラクラク。洗濯容量は12kg
<手間なしで賞>
■洗剤・柔軟剤を投入する煩わしさや衣類の取り出しにくさを解消!
シャープ
「全自動洗濯機 ES-SW11H」(実勢価格:19万8000円前後)
“穴なし槽”を採用しているので、槽内に黒カビが侵入しにくく、大切な衣類を安心して洗えます。開口部が広がった構造なので、毛布などの大きな洗濯物を出し入れしやすいのもポイント(コヤマさん)
ボディ幅が555mmのスリム設計で、狭いサニタリー空間にも置きやすい。ネットワーク機能を備え、専用アプリにより、外出先からでも洗濯終了時間の変更などを行えるのが便利だ。新しいパルセーターによる高い洗浄力も美点。
<静かで賞>
■モーター&駆動方式によって運転中でも図書館みたいに静か!
ハイアール
「全自動洗濯機 JW-KD100A」(実勢価格:9万円前後)
夜間でも使いやすいほど動作音がとても静か。例えば、開放的なサニタリールームに設置しても作動中の騒音は気にならないレベル。幅広い住まいやニーズに合わせて使えます(コヤマさん)
液体洗剤の自動投入に対応。タッチ対応の操作パネルはスタイリッシュなガラストップで、表面の汚れはサッと拭き取るだけできれいに! 洗濯口のふたにはパワーアシスト機能を備え、指1本でも軽々と開けられる。
※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号38ページの記事をもとに構成しています
>> 特集【GoodsPress 2023上半期AWARD】
<取材・文/コヤマタカヒロ、ナゴヤリュータ>
【関連記事】
◆洗濯機の注水口に取り付けるだけ!直径52ナノメートルのファインバブルで強力洗浄!
◆冬の冷たい水では洗濯汚れが落ちにくい?そういうときはアクアの“Ai搭載型”洗濯機に頼ろう
◆ウールだって洗濯機へポイ!パナソニックのドラム式洗濯機の進化が止まらない!
- Original:https://www.goodspress.jp/features/538516/
- Source:&GP
- Author:&GP