postalk株式会社は、デジタルホワイトボード「postalk」が、福岡市の職員向け生成AI活用ワークショップに導入されたことを発表しました。
「postalk」は、新たな学習環境の形成に大いに貢献し、ワークショップの効率向上を支援。新たな教育ツールとしての可能性を示したようです。
「postalk」の特徴
非IT人材でも使いやすいシンプルなデザインとなっており、ミーティング中のホワイトボード・日々の振り返り・ワークショップなどに利用されています。
ChatGPTとWhisperを活用した新機能
postalk株式会社は、2023年4月に、「postalk」のiOSアプリ(招待制)とChrome拡張機能を正式リリースすると発表。リリースと同時に、「ChatGPT」と音声認識モデル「Whisper」のAPIを活用した新機能「postalk with」β版*を搭載することも発表していました。
「postalk with」では、「Whisper」で会議の音声をテキスト化し、「ChatGPT」で議論を文脈に沿って整理してボード上に付箋として配置可能。これによりミーティングの参加者に議事録係を置く必要がなくなります。
なお、Chrome拡張機能のリリースにより、ブラウザで動くGoogle Meetはもちろん、Zoom・Microsoft Teams・Slack Huddleもブラウザ上で起動すれば、「postalk with」を利用可能です。
* 「postalk with」はβ版のため、リリース後に提供を停止する可能性があります。
ワークショップでは先行公開の新機能も実演
また、「ChatGPT」を活用してホワイトボードを要約する、先行公開の新機能「postalk letter」の実演では、感嘆の声があがっていたようです。
福岡市は、「先端技術への感度を高めるという目的が達成できたのではと思っています(一部抜粋)」とコメントしました。
postalk株式会社は、「postalk」が教育、ビジネス、その他多岐にわたる分野で広く利用されることを期待しているようです。
参考元①:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000098287.html
参考元②:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000098287.html
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/212269
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口千穂