現地時間の6月30日、Appleの時価総額が3兆ドル(約430兆円)の大台を突破しました。同社の時価総額が3兆ドル(約430兆円)を超えるのは、2022年1月以来の1年半ぶりで、終値でも3兆ドルを維持しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 現地時間の6月30日、Appleの時価総額が3兆ドル(約430兆円)の大台を突破した
2. 終値でも時価総額3兆ドルを維持。Appleは、終値で時価総額3兆ドルを達成した初の企業となった
3. 株価好調の背景には、iPhone15やVision Proへの期待があると考えられる
Apple、時価総額が終値で3兆円を突破した世界初の企業に
Appleの株価は、6月30日に前日比2.3%高の193.97ドルで取引を終了。終値ベースの時価総額が約3兆510億ドルとなりました。
これにより、Appleは終値ベースの時価総額が3兆円を突破した世界初の企業となりました。
iPhone15やVision Proへの期待が要因か
Appleの株価は、投資家の予想を上回り、2022年末からおよそ50%上昇しています。
株価好調の理由について、資産運用会社フランクリン・テンプルトンのファンドマネージャー、ジョナサン・カーティス氏は次のように分析しています。
「Apple株が10年以上も予想を上回る上昇をしてきたのは、投資家が向こう見ずだからではない。Appleのビジネス戦略や収益プランが成功しているからであり、消費者を捕まえて離さない魅力を備えているからだ」
Appleは、2023年秋に大幅リニューアルされたiPhone15、2024年には初のヘッドセットVision Proの発売を予定しており、これら新モデルへの期待も株価を押し上げているものと思われます。
また、Appleは労働時間あたりの売上高が大手テック系企業で2位とされており、労働生産性の高さも企業価値を高めているといえるのではないでしょうか。
Source:Bloomberg
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-543521/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania