シチズンが世界で初めて多局受信型電波時計を発売してから今年で30周年。その節目の年に、シチズン アテッサから新ムーブメント“H874”を搭載した「エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト」(12万6500円~)、3モデルが登場します。
新ムーブメントの最大のトピックは、アナログ式では世界初となる月齢自動計算機能“ルナプログラム”を搭載しているところ。“ムーンフェイズ”をさらに進化させた機能が、月の満ち欠けを正確に知らせてくれます。
“ルナプログラム”を簡潔にいうと“電波で月齢を補正する機能”で、電波受信した日時の情報を元にムーブメントの内部で独自の計算式を用いて、月の満ち欠け(月齢)を6時位置のムーンフェイズに自動表示。
通常のムーンフェイズのように少しずつ月齢がズレてしまうのを防ぎ、その日の正確な月齢を知ることができます。
さらに、当モデルのムーンフェイズには北・南半球月齢表示切替機能の“NSシフト”を搭載。ムーンフェイズを北半球なら右回転、南半球なら左回転させることで、北半球と南半球で異なる月の見え方を再現します。
ムーンフェイズの見え方にもこだわりがあり、月の表示は印刷と金属電着を用いた技術によって、クレーターなどの月の陰影も表現した美しいシルバームーンに。月以外の部分にもパール印刷を施すことで、月が見えない新月の状態でもまるで星空のようにキラキラと輝きます。
また、ムーンフェイズ下側のカバー部分をグラデーション状に透けさせることで、表示されていないもう片方の月の動きを眺めることも可能です。
ダイヤルはムーンフェイズ以外にも、24時間表示や充電残量などを知るためのインジケーターやカレンダーを配置。
ダイヤル外周の見返しリングから都市名などの表示を排し、スッキリとした視認性の高いデザインに仕上がっています。なお、都市名表示はケースバックに刻印されています。
ベゼルやケースサイド、プッシュボタンなど、従来のモデルと比べてケースのミラー仕上げされた面を多くすることで、エレガント感を演出しているのも当モデルの魅力です。
ラインナップは、シルバーの外装をまとった「BY1001-66E」(13万7500円)、デュラテクトDLCが施されたブラックチタンモデルの「BY1006-62E」(17万500円)、外装の一部にピンクゴールドが使われた革ベルト採用の「BY1004-17X」(12万6500円)の3モデル。
いずれも上質なデザインで、ジャケットやスーツスタイルにも違和感なく馴染んでくれます。
その他のスペックとしては、定期的な電池交換の必要がない“光発電エコ・ドライブ”、傷に強く肌にやさしい“スーパーチタニウム”外装、日中米欧の世界4エリアで標準電波を受信して時刻を自動修正する“電波受信機能”などを搭載。いずれのモデルもケースサイスは径41.5mmとなっています。
エレガントな佇まいでビジネスシーンにも対応するシチズン アテッサのムーンフェイズウオッチは7月20日より発売予定。忙しい日々の中でも、ふと夜空を眺める素敵な習慣が身についてくれそうです。
>> シチズン アテッサ
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/540108/
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