AppleのヘッドセットVision Proは、ユーザーの目と手、そしてSiriで操作するように設計されており、ゲームをプレイするときにもコントローラを必要としません。
Bloombergのマーク・ガーマン記者によると、Appleは指に装着してコントローラとして使用するデバイスを含め、Vision Proの開発段階ではさまざまな可能性を模索したものの、最終的には一切のアクセサリーは使用しないという結論に至ったようです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは開発当初、Vision Pro向けの指に着用するデバイスも検討していた。
2. 最終的には目、手、音声のみで操作することを決定。
3. 今後もAppleはVision Pro向けコントローラを開発する計画はない。
目、手、声のみで操作するVision Pro
ガーマン記者はニュースレター「Power On」において、Appleは指に着用するデバイスのほか、他社製の仮想現実(VR)コントローラなど、Vision Proを「コントローラ」で操作する可能性も検討していた、と記しています。
しかし最終的には、目、手、音声(Siri)のみで操作するという方法を選びました。
PlayStation 5やXboxのゲームコントローラに対応
とはいえVision Proは、世界開発者会議(WWDC23)で披露された動画でも示されたように、Bluetooth経由でマウスやキーボードにも対応します。
またVison Proでゲームをプレイする際には、PlayStation 5やXboxのゲームコントローラもサポートするとのことです。
しかしApple自身はというと、今後もVision Pro向けのゲームコントローラを発売する計画はなく、また他社のVRアクセサリーにVision Proを対応させる予定もないようだと、ガーマン記者は述べています。
Source:Power On
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/vision_pro-543725/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania