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OLED搭載MacBookの発売時期が2027年に延期〜OLED搭載iPadは来年

OLED MacBook 2027
 
13インチおよび15インチ有機EL(OLED)ディスプレイを搭載するMacBookの発売時期が、2027年に延期されるとの予測を市場調査会社Omdiaが伝えました。
 
一方、OLEDディスプレイを搭載するiPad Proはこれまでの予測通り、2024年第1四半期(1月〜3月)に量産が開始される見通しです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 13インチおよび15インチOLEDディスプレイ搭載MacBookの発売時期が、2027年に延期。
2. OLEDディスプレイ搭載iPad Proは、これまでの予測通り2024年に発売される見込み。
3. 第8世代OLEDディスプレイの製造ライン立ち上げの遅れが、MacBookの搭載計画に影響している。

OLEDディスプレイ搭載MacBookの発売時期は2027年

13インチおよび15インチOLEDディスプレイ搭載MacBookにディスプレイを供給すると噂のLG Displayの製造ライン整備が遅れており、量産開始時期が2026年に延期されるとの予測が昨日伝えられたばかりです。
 
その遅れが影響しているのか、OLEDディスプレイ搭載MacBookの発売時期は2027年に延期される可能性が高そうです。

OLEDディスプレイ搭載iPad Proが来年発売見込み

OLEDディスプレイ搭載MacBookの発売時期が延期されたのに対し、OLEDディスプレイ搭載iPad Proは予定通り2024年に発表されるとOmdiaは伝えています。
 
両製品の違いは搭載するOLEDディスプレイの世代で、MacBook向けが第8世代ガラス基板を用いるのに対し、iPad ProにはiPhone14 Proシリーズが採用している第6世代ガラス基板を用いた低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)OLEDディスプレイパネルを採用するとみられています。
 
第8世代ガラス基板を用いることで中型(およそ13インチ〜20インチ)OLEDディスプレイの製造コストは第6世代ガラス基板を用いた場合よりも安くなると期待されていますが、必要とされる投資金額および技術的難易度が高いことから、サプライヤー各社は製造ライン立ち上げに苦慮している様子が伺えます。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple(米国)
(FT729)
 
 

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