沖縄県名護市、OTNet株式会社(以下、OTNet)、株式会社TACT(以下、TACT)は、電話自動応答システム「AIコンシェルジュ for LGWAN」を用いた実証実験を2023年6月26日(月)~9月30日(土)の期間、実施します。
同実証の目的は、名護市の納税案内業務の一部における、受電時間の拡大および受電結果の分析です。
なお、「AIコンシェルジュ for LGWAN」の販売代理店であるOTNetが現地対応を行い、名護市とTACT間の円滑な連携を可能にします。
受電・回答抽出・音声案内を自動化
電話時に人の発する言葉を音声認識でテキスト化し、辞書やデータベースと連携して適切な回答を抽出、音声合成によって回答します。
また、発話内容は音声とテキストで保存可能。履歴は専用画面から閲覧できます。
受電時間拡大や架電結果分析などで収納率向上に期待
実証期間中は、土日・祝日を含む毎日(24時間)稼働。受電結果はシステムに記録され、分析も可能なため、市における有効な徴収計画の立案に活用できるようです。
こうして、「職員の作業工数削減」「受電時間の拡大」「架電結果の分析」を効率化することで、収納率の向上が見込めるといいます。
ただし、メンテナンスなどにより停止する場合があり、実証実験の状況により終了時期が変動する場合もあります。
TACTの調べでは、LGWANに接続した電話自動応答での案内は、沖縄県初の取り組みとのことです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000780.000003515.html
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/212960
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口千穂