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iPhone等の緊急セキュリティ対応でバグが判明、削除方法を周知

Apple 緊急セキュリティ対応
 
Appleは2023年7月10日、iPhoneやiPad向け緊急セキュリティ対応をリリースしましたが、バグが判明したため現地時間7月11日に配布を撤回して削除方法を周知しました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが脆弱性に対処する緊急セキュリティ対応をリリースした。
2. しかしバグが判明したため、翌日に配布を中止した模様。
3. Appleは、インストール済の緊急セキュリティ対応の削除方法を周知している。

Appleが緊急セキュリティ対応をリリース直後に撤回

AppleはiOSやiPadOS、macOS向けの緊急セキュリティ対応をリリースしたと発表しました。しかし、特定のWebページの表示に問題が生じるバグが判明したため、配布を翌日に撤回しています。
 
Appleによると、iPhone等でWebコンテンツを処理した際に任意のコードを勝手に実行される脆弱性が判明し、7月10日に緊急セキュリティ対応が配布されました。最新の緊急セキュリティ対応を適用した際のOSの表示名は以下の通りです。
 

 
しかし、一部のWebページの表示に予期せぬ問題が発生したため、上述の緊急セキュリティ対応の配布を中止した模様です。Appleは、バグを修正した上でiOS 16.5.1 (b)等の緊急セキュリティ対応を速やかにリリースすると予告しています。
 
なお、既にiOS 16.5.1 (a)等を適用した場合は、「設定」「一般」「情報」の順で選択し、iOSバージョン名をタップすることで、インストール済の緊急セキュリティ対応を削除することができます。
 
Appleの緊急セキュリティ対応機能はiOS16で導入され、2023年5月に初めて一般向けにリリースされました。
 
 
Source:Apple (1),(2)
(seng)

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