ECサイトの運営において、AIを活用して顧客対応を自動化し、業務効率化と顧客満足度の向上を両立する手法に注目が集まっています。
ここでは、ECサイトの運営において活用できるAIチャットボットサービスを3つ紹介します。
回答自動生成チャットボット「AIデジタルスタッフ」
「AIデジタルスタッフ」を導入するとサイト上にAIチャットボタンが表示されます。ユーザーがボタンをクリックしてメッセージを入力・送信すると、AIデジタルスタッフがリアルタイムでその内容に即した最適な回答を自動生成。これにより、ユーザーは知りたい情報をすぐに知ることができ、サイト運営側は今まで窓口担当者が対応していた業務を自動化できることで、顧客満足度向上と業務工数軽減を実現します。
商品に対する質問だけでなく、「配送方法」や「支払方法」「ログイン方法」「会社概要」「店舗」などの一般的な質問やサイトに存在するコンテンツの検索に対しても概ね問題なく回答が可能とのこと。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000007074.html
簡単に自社のAIを育成「anybot for ChatGPT」
自社情報を組み込んだAIによる柔軟な会話力と高い機能性で、次世代の業務自動化を実現。また、画像や動画を駆使して自然な形で商品情報を提供できるため、販売員やサポートスタッフの役割も果たしてくれそうです。
なお同サービスは、自社のLINE公式アカウントやウェブサイトで利用可能。今後はInstagramやFacebookメッセンジャーでも利用が可能になる予定とのこと。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000045103.html
「anybot for ChatGPT」公式サイト:https://chatgpt.anybot.me/
「ポリクトLINEカスタマーサポートAIチャットBOT」
専用管理ページは直感的に操作しやすいデザインで、学習させたい情報は専用管理ページから記入するほか、PDFを提出するだけでも導入可能。価格変更や新商品などの追加情報は専用管理ページで何度でも変更できます。
一般的なAIチャットボットの弱点として、未学習の内容や曖昧な質問への対応力の低さが挙げられるといいます。同サービスでは、顧客からのフィードバックや回答データを活用し、AIの回答を継続的に改善するサービスを提供。このほか、販売促進に有用であるリッチメッセージの作成を専門のスタッフに無料で依頼することもできるそうです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000124703.html
「ポリクトチャットBOT」公式サイト:https://polycts.com/sub/chatbot.html
24時間体制での顧客サポートを実現できるAIチャットボット。ECサイトのユーザーへ新たな顧客体験を提供することで、購買活動を一層活性化することが期待できそうです。
(文・Techable編集部)
- Original:https://techable.jp/archives/214376
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:角田麻衣子