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MetaのThreadsですでにユーザー離れが発生!?最新調査で判明

Threads
 
Metaが2023年7月にリリースしたTwitter対抗アプリ「Threads」は、サービス開始早々大きな注目を集め、登録者数がわずか4日で1億人を超えたと報じられました。
 
しかし分析会社SimilarWebの最新調査から、登録者数は一気に増えたものの、実際に使っているユーザー数は、すでに減少していることがわかりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Threadsのユーザー数、登録者数は増えたもののアクティブ・ユーザー数は半減。
2. 1日あたりの利用時間も21分から6分へ。
3. Twitterに影響を与えたのはわずか数日だった。

デイリー・アクティブ・ユーザー数が1週間で半減

SimilarWebの調査データによると、Threadsのデイリー・アクティブ・ユーザー数は、7月7日時点では4,900万人(Androidユーザーのみ)で、Twitterユーザー数(Androidのみ)である1億900万人の約45%に達していました。
 
ところが1週間後の7月14日には、Threadsユーザー数は2,360万人と、半数以下に減少しています
 

 
またThreadsの登録者数が最も多い米国では、7月7日時点ではThreadsアプリの1日あたり平均利用時間は約21分でしたが、7月14日には約6分まで減ってしまいました。

勢いは1週間でおさまる

Threadsは当初、Twitterの強力なライバルになるとみなされていました。
 
実際、Threadsが開設された初日および2日目、Twitter.comのトラフィックはその前の週と比べて5%減少したそうです。しかしその翌週は、また元に戻っています。
 
最近7日間のトラフィック量は、前年同期比では11%減ですが、これはTwitter自身の問題であり、Threadsは無関係だと考えられています。
 
つまりThreadsは、瞬間風速的にはTwitterからユーザーを奪ったものの、その勢いはほぼ1週間でおさまったということになります。

Threadsはユーザーを維持できるのか

今回の調査結果はAndroidアプリのみを対象としていますが、iOSを含めても傾向は大きく変わらないと思われます。
 
SimilarWebはThreadsについて「Instagramユーザーであれば簡単にThreadsアカウントを作成できるという点で、新しいオンラインコミュニティが立ち上げ時に直面する『ユーザーが存在しない問題』を乗り越えた」としています。
 
しかしThreadsは機能面で問題が多く、今後ユーザーを維持できるかどうかは未知数です。

 
 
Source:SimilarWeb via Engadget
(lunatic)

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