iPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicと競合することになる、ハイエンドAndroidスマートフォンの2024年モデル向けシステム・オン・チップ(SoC)、Snapdragon 8 Gen 3の開発において、人工知能(AI)対応機能を実装するべくQualcommとMetaが提携することを発表しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Qualcommが、次期SoCの開発においてMetaと提携しオンデバイスAIに対応する機能を実装すると発表した。
2. 実現した場合、オフライン状態でAI対応機能が利用可能になる。
3. Snapdragon 8 Gen 3と、Snapdragon 8cx Gen 4に実装されるかもしれない。
オフライン状態でAIが利用可能になる
Qualcommが、2024年モデルのハイエンドAndroidスマートフォンとPC向けSoCの開発において、Metaと提携しオンデバイスAIに対応する機能を実装すると発表しました。
この提携では、Metaの大規模言語モデルであるLlama 2が活用されます。オンデバイスAI機能はSnapdragon 8 Gen 3搭載スマートフォンで利用可能になると予想されています。
これが実現した場合は、ネットに接続されていないオフライン状態でもAIが利用可能になる見通しです。
Galaxy S24シリーズにSnapdragon 8 Gen 3搭載見込み
Snapdragon 8 Gen 3搭載スマートフォンとして、OnePlus 12やGalaxy S24シリーズの発表が予想され、オンデバイスAI機能により販売台数増加に繋げることができるか、発売後の消費者の評価が注目されます。
また、PC向けのSoCとして、Apple M3対抗となるSnapdragon 8cx Gen 4にオンデバイスAI機能が実装されるかもしれません。
Source:Qualcomm via Wccftech
Photo:AliArtist3D(@aliartist3d)/Twitter
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- Source:iPhone Mania
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