ゲームエンジンUnityが提供する空間コンピューティングプラットフォーム「PolySpatial」のベータバージョンが現地時間19日付けで公開されました。Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision ProのvisionOS向けのコンテンツを作成することができます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. ゲームエンジンのUnityが提供する「PolySpatial」のベータバージョンが公開された。
2. AppleのMRヘッドセットVision Pro向けのコンテンツを作成することができる。
3. UnityベースのアプリやゲームをvisionOSでネイティブに動作させることが可能。
Unityのワークフローをそのまま使用できる
PolySpatialはWWDC23で発表されたプラットフォームで、すでに多くのゲーム開発者にとって馴染みのあるUnityエンジンのワークフローをそのまま使用することができるのが特徴となっています。
PolySpatialを使うと、既存のゲームをvisionOSに移植することが可能となります。Vision製品グループのバイスプレジデントを務めるマイク・ロックウェル氏いわく、UnityベースのアプリやゲームはApple Vision Pro上でネイティブに動作するため、低レイテンシ(低遅延)のパススルーや高解像度レンダリングなど、画期的なvisionOSの機能を利用できるとのことです。
PolySpatialのパブリックバージョンの公開日程はまだ不明ですが、ベータバージョンは登録者に順次提供が始まっています。
Source:TechCrunch via MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/vision_pro-545708/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania