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MLSオールスターのルーニー監督、Apple関係者の態度に不快感

アーセナル DCユナイテッド apple TV+
 
米メジャーリーグサッカー(MLS)で監督を務めるウェイン・ルーニー氏が、テクニカルエリア(スタッフが選手に指示を出すためのエリア)にApple関係者が居座り、自分たちのスタッフが追い出されたと主張して物議を醸しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. ルーニー監督率いるMLSオールスターチームは英アーセナルに大敗。
2. 記者会見ではAppleの関係者が席を陣取っていたことに苛立ち見せる。
3. MLSは監督の発言を事実無根だと公式に否定した。

歴史的な大敗に苛立ち

ウェイン・ルーニー氏は、英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドFCで活躍した伝説的な選手です。
 
現役を退いたのち、2022年には米DCユナイテッドの監督に就任、7月20日(日本時間)に行われたMLSオールスターゲームではチームの指揮官としても活躍しました。この試合はApple TV+が独占配信しています。
 
しかし、オールスターチームはイギリスの強豪アーセナルFCに大敗(5対0)。よりによって本拠地のアウディ・フィールドで大敗したことへの苛立ちを抑えきれなかったのか、ルーニー監督は、Appleの関係者がピッチサイドに陣取ってチームのサポートスタッフが座れなかったと不満を漏らしました。

MLSは発言内容を否定

ウェイン・ルーニー監督は、試合後のインタビューで、AppleのMLSへの投資を歓迎するとし、リオネル・メッシ選手がMLSのインテル・マイアミに移籍するきっかけにもなったと評価しました。
 
一方で、Appleの関係者たちがテクニカルエリアに陣取り「自分のスタッフを席に座らせようとしなかった」とも発言、「もし試合をするよう依頼されて、スタッフがいたら、彼らを席に座らせたいと思うのが当然だろう」と不快感を示しました。
 
なお、ルーニー監督の発言について、大スポンサーであるAppleの怒りを買うことを恐れたのか、ただちにMLSは彼の主張が事実無根であると公式に発表しています。
 
このところAppleはサッカー放映への参入を強めており、上述のMLS以外にも、イギリスのプレミアリーグドイツのブンデスリーガオランダのエールディヴィジなどとも放映権獲得に向けた交渉をしていると噂されています。
 
 
Source:Mirror,Apple TV+
(kihachi)

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