Appleが、AirPodsで脳波(EEG:Electroencephalography)、筋電図(EMG:Electromyography )、眼電図(EOG:Electrooculography)を測定可能にする特許を出願しました。
Apple Watchに続き、今後はAirPodsシリーズへのヘルスケア機能搭載が期待されます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、AirPodsで脳波測定などを可能にする特許が公開された。
2. AirPods本体とイヤーチップに多数の電極を搭載し、生体信号測定に活用する。
3. 生体信号の測定は、AirPods本体をタップするだけで可能になるかもしれない。
AirPodをタップすると脳波測定が可能になる
Appleが出願した、AirPodsで脳波、筋電図、眼電図を測定可能にする特許を米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2023年7月20日に公開しました。
特許には、脳波を中心に、筋電図、眼電図、心電図、ガルバニック皮膚反応、容積脈波などを測定可能にすることが想定されています。
それを実現するため、AirPodsの筐体やイヤーチップには多数の電極が装着されます。また、電極の形状も複数検討されています(下記図表3と4)。
脳波を測定したい場合、ユーザーは指でAirPods本体をタップする(下記図表5)必要があると、Patently Appleは説明しています。
Appleが出願済みの特許から、AirPodsを用いて深部体温測定が可能になることも期待されています。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-546009/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania