【最新人気カー用品ライバル対決!】
9年ぶりにフルモデルチェンジしたサイレントタイプの水冷式エントリー機と、電源の取れない場所でも使えるコードレスタイプ、ケルヒャーのふたつの高圧洗浄機。空冷式を愛用する筆者が使い勝手や洗浄力を試してみた。
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クルマのホイールにこびりついたブレーキダストや、ブロック塀の苔、外壁の黒い雨ジミを強力な水圧でそぎ落としていく。テレビの通販番組で高圧洗浄機のデモンストレーションを見るたびに購買欲が高まり、まさに購入を検討してるところ。候補に挙がったのが、電源のない場所で使えるモバイル高圧洗浄機「KHB6バッテリーセット」と、静粛性に優れる水冷モーターを採用した「K3 サイレント プラス」だった。
今回は、その2台を使う機会を得られた。実際に購入することを想定して、細かくチェックしていきたい。
「KBH6バッテリーセット」は、本体底面にセットする防水仕様の充電式バッテリーパワーで作動するので、電源を気にせずに使える。試しにオプションの自吸用ホースを使い、バケツに溜めた水で洗浄してみたが、十分な水圧が得られ、泥で汚れたクルマの下まわりがキレイになった。長い電源コードと水道ホースから解放されるので、狭い場所でも気軽に洗車できるのが魅力だ。使用後はクルマの荷室にコンパクトに仕舞えるので収納場所にも困らない。
静音タイプの水冷式サイレントシリーズは9年振りにフルモデルチェンジ。そのエントリーモデルが「K3 サイレント プラス」で、電源コードや高圧ホース、トリガーガンやノズルがコンクトに収まる。実際の作動音も静かで、周囲を気にせず使える。
伸縮ハンドルと大径キャスターのおかげでスムーズに移動でき、洗浄剤を注ぐタンクが本体上部に標準搭載されているのも便利だ。
外壁にはサイクロンジェットノズル、洗車はバリオスプレーランスを使用。どちらも連続して使っても水圧が安定し、水冷の利点を実感できた。
【スタンダード静音モデルとコードレスモデルの違いを検証】
■電源コードから開放され場所を選ばず洗車ができる
ケルヒャー
「KHB 6 バッテリーセット」(3万5090円)
自宅から離れた場所にある駐車場など、電源が取れない場所でも手軽に洗車ができるバッテリー充電式の洗浄機。オプションの自吸用ホースを使えばバケツに汲んだ水を使って、出先やベランダでも使えて便利。
▼泡の強弱を調整できるフォームノズルが便利
▼汚れのタイプによってノズルを使い分け!
▼軽量・コンパクトな本体と付属品はトランクや荷室に常備できる
■水圧を安定させて作動音の静かな水冷式モーターを採用
ケルヒャー
「K3 サイレント プラス」(3万7180円)
水冷モーターを採用するサイレントタイプのエントリーモデル。ノズルやトリガーガンをセットできるフロントオープンデザインで、高圧ホースや電源コードなどかさばる付属品を本体背面にスッキリ収納できるのが便利。
▼汚れによって洗浄剤を変えられる
▼汚れの度合いに合わせて2つのノズルを使い分け
▼頑固な汚れを根こそぎ落とす高圧洗浄機のポテンシャル
【結論】
水冷式は作動音が静かで本体の熱が帯びにくいのが利点。コードレスタイプは想像以上に水圧が強く、バッテリーの消費も少なかった。
※2023年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号別冊付録6-7ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/湯目由明 写真/澤田和久>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/543426/
- Source:&GP
- Author:&GP