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‘23の夏ファッションは海も街もシームレスに!快適に過ごすためにはテック素材がポイント【とことん楽しむ海遊びギア】

【とことん楽しむ海遊びギア】

カジュアルな装いの極みといえる海ファッションとはいえ、毎年、確実に進化し、“快適”が求められている。果たして今年のトレンドはなんなのか、海遊びにぴったりなファッションアイテムと選びのポイントをスタイリストの宇田川さんに聞いた。

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ようやく心置きなく楽しめそうな今年の夏。せっかくなので、夏ファッションも楽しみたいもの。今年の夏に提案したいのが、暑くてじめじめした夏を快適に過ごすためのテック素材を使ったファッションアイテム。近年の傾向として“快適さ”は欠かせない要素で、海遊びでは、直射日光を浴びたり、水に濡れたりするため、“UVカット”や“通気性” “速乾性”などの高機能さを持ったアイテムが重宝される。

中でも、アウトドアブランドのアイテムは、過酷な環境を快適に過ごすことを目的に作られていることが多く、まさに海遊びにうってつけ。また、引き続き人気のアーバンアウトドアスタイルは、海遊びだけでなく日常からアウトドアアまでをシームレスに繋いでくれる、汎用性の高さとトレンドを兼ね備えているのでオススメだ。こうしたテック素材のアイテムをスタイリングに取り入れれば、快適かつオシャレに今年の夏は過ごせそう!

スタイリスト 宇田川雄一

大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしている

 

 

■サラッと羽織れるテックアロハシャツ

ザ・ノース・フェイス
「ショートスリーブ アロハベントシャツ」(1万5400円)

トレンドの開襟シャツは、Tシャツの上に羽織るだけで大人の印象になる今季マストバイアイテム。アロハ柄ならさらに開放的な印象に。柄物に抵抗のある人でも取り入れやすい白ベースの配色もポイントです(宇田川)

メッシュ構造により高い通気性と軽さを実現。また、リサイクルポリエステルを採用しているため速乾性も兼備。静電気ケアやUVケアも備えているため、夏の海や街でも快適。総柄プリントはシンプルになりがちな夏カジュアルのアクセントに。

■“吸水速乾”と”UVケア”を備えた夏に最適なロゴT

ナンガ
「ドライミックス フレームロゴティー」(6050円)

“無地T”ブームから“ロゴT”に変化し始めている昨今。モノトーンのシンプルなフレームロゴなら、様々なコーディネートと好相性。特にアウトドアブランドのロゴTは、大人の男性も取り入れやすい注目アイテムです(宇田川)

吸水速乾性、UVケアがありながらドライな質感が特徴の新素材“ドライミックス”を採用。脇にはガゼットを取り入れ、海やアウトドアなどのアクティビティでも動きやすいように設計。素肌に着用しても快適に過ごせる凸凹のない縫い目も魅力。

■ビーサンの軽快さにフィット感をプラスα

シャカ
「SLACKLINE BF」(1万1550円)

ビーサンの様に気軽に履ける軽快さとスポサンのフィット感を兼ね備えた、海遊びにうってつけの1足。ベルトは砂がついても不快になりにくい細め仕様。コーデを引き締める黒サンダルがあれば、夏の足元で悩むことがなくなりますよ(宇田川)

トング型のシンプルな構造ながら甲部分のアジャスターと足首回りのベルクロでしっかりフィットし、肌あたりの良いしなやかなナイロンテープで快適さも追求。屈曲性に優れた薄型ソールは携帯性にも優れているため、旅サンダルとしても重宝

■水遊びもOK!海も山も街も使える万能ショーツ

グラミチ×ビームス
「オールコンディションショーツ」(1万780円)

最近のショーツのトレンドは膝丈がポイント。スッキリしたシルエットが好きならジャストサイズで、ダボっと履きたい人はワンサイズ大きめがおすすめ。1枚であらゆる環境に対応してくれるためヘビロテ間違いなし(宇田川)

毎年人気のショーツがシャリ感のあるナイロン素材にアップデート。速乾性と軽さを備えた機能性だけでなく、清涼感のある大人の印象に。裏地には水抜き用のメッシュが配され、海パンとしても使用可能。太すぎないシルエットもポイント。

■スマートに帽子内部の温度上昇を抑えるアウトドアハット

カリマー
「サーモシールドハット」(7700円)

ツバ広のハットは日差しを遮るだけでなく、小顔効果もある夏の定番小物。シックでシンプルなデザインはカジュアルにも好相性で、帽子一つでアーバンアウトドア感を演出できます(宇田川)

反射素材により強い直射日光を跳ね返し、帽子内の温度上昇を8℃抑制する構造を持つ“コカゲル”を搭載した高機能ハット。頭頂部と両サイドにベンチレーションを配置し蒸れも軽減。ファッションを楽しみながら涼しく過ごせる。サイズはM、L

■フィット感を追求したウェリントン型サングラス

オークリー
「Actuator(Low Bridge Fit)」(2万5960円)

鮮明な視界とフィット感の高さからアウトドアでも人気のオークリー。ファッション性の高いウェリントン型なので、日常だけでなく海遊びなどでもこなれ感を演出。トレンドの薄いカラーレンズもポイント(宇田川)

カジュアルテイストを重視しながらも本格的な機能性を持ったスポーツサングラス。レンズは、広範囲をカバーするために大きめに設計。日差しの強い海辺でも活躍する機能性もあり、オシャレも海遊びも両立したい人におすすめ。

スッキリとしたシンプルなデザイン。調整可能な"ワイヤーコア テンプル"が、より高いフィット感を実現してくれる。

■太陽光充電で約22日間稼働する最新モデル

ガーミン
「fēnix 7 Pro Sapphire Dual Power」(12万1000円)

ビジネスでも使えるオールブラックのカラーリングは、日常からアウトドアまでシーンを選ばず着用可能。ガーミンらしいタフな見た目は、腕元に無骨さを演出してくれます(宇田川)

第5世代の光学式心拍計を搭載することで、より高精度な計測を実現。睡眠や日常生活、スポーツなどで高いパフォーマンスを発揮するための健康管理だけでなく、高所や暑熱環境における体の適応度も確認できる。

スマホとペアリングすれば、危険を感じたときに援助要請や位置情報付きのメッセージを送信できる。またスマートウォッチモードなら太陽光充電で約22日間稼働するのも魅力。

■隠れた名作。夏の定番トート“ナイロンver.”

L.L.Bean
「エブリデイ・ ライトウェイト・トート (Lサイズ)」(6490円)

海にも山にもマッチするファッション性の高い不朽のデザイン。実はナイロン素材もファンの多いモデルです。二重に補強されたボトムや、手持ちも肩掛けもできる程よいハンドルの長さなど、使い勝手の良さはさすがの一言です(宇田川)

L.L.Beanのアイコン「ボート・アンド・トート・バッグ」を踏襲したトレンドに左右されない見た目が特徴。軽くしなやかなナイロン素材で、濡れた衣服だけでなく、ギアトートとしても重宝。折りたため携帯性も◎。約H38×W43×D19cm、重さ約340g

■“X-PAC”を使った耐水仕様のサコッシュ

マウンテンハードウェア
「アフターシックスサコッシュ」(4290円)

水辺で貴重品を入れておくのにもってこいのサコッシュ。上からシャツやアウターを羽織れる薄マチ設計なので、街着にも合わせやすくなっています。街やフェスなど幅広いシーンで着用できる汎用性の高いバッグです(宇田川)

ヨットの帆から生まれた“X-PAC”は軽くて耐水性が高く、海辺でも人気の素材。

背面にはメッシュポケットが備えられ、見た目以上の収納力も◎。メインポケットは止水ジッパーを採用し、浸水のしにくい設計。H17.5×W23.5cm、重さ約100g

■やっぱりダイバーズが欲しいけどいかにもなスタイルが嫌ならコレ

アイクポッド
「SEAPOD IPS002SLIN」(20万9000円 )

海といえばダイバーズウォッチのイメージだが、ゴツすぎるという向きには、アイコン的なUFO型のケースと鮮やかな配色が特徴のこちら。海遊びにぴったりなカジュアルな見た目ながらも、機械式で200m防水を実現している

46mm径の大きさながら収まりが良く快適な装着感も魅力。時針分針などはルミノバ仕様になっており、夜間や海中での視認性を確保する。

※2023年7月6日発売「GoodsPress」8・9月号126-127ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【とことん楽しむ海遊びギア】

<セレクト/文・宇田川雄一>

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