AppleがOpenAIのChatGPTのような人工知能(AI)チャットボットを社内でも開発したと先日報じられましたが、その使い道に関して今回新たに伝えられています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、人工知能チャットボットを社内でも開発したと報じられた。
2. サポートスタッフの顧客支援などを含む社内業務に活用することが視野に入れられている。
3. Siriの大幅アップグレードも考慮されているようだ。
サポートスタッフがジェネレーティブAIを使っているかも?
Appleの内部事情に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏によれば、Appleの自社製チャットボットは、未来の機能のプロトタイプを作成したり、テキストを要約したり、訓練されたデータに基づいて質問に答えたりするのに役立つとのことです。
前回、顧客向けの機能開発にジェネレーティブAIの使用は許可されていないとのことでしたが、AppleCareのサポートスタッフの顧客支援などを含む社内業務に活用することが視野に入れられている、と今回の報道では伝えられています。
Siriの大幅アップグレードも?
Appleがどのように消費者向けにジェネレーティブAIを提供するかはまだ決まっていないとのことですが、同社が注目している分野がいくつかあり、Siriの大幅アップグレードも考慮されているようです。
Siriにより多くのタスクを処理してもらったり、今度の会議についてのメールを書いてもらったりできる日もそう遠くはない、とガーマン氏はAppleのAIの実装例について述べています。
Source:Bloomberg
Photo:iPhonote
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-546307/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania