サイトアイコン IT NEWS

40周年を迎えたG-SHOCK、注目の新作と定番モデル【タフウォッチ大図鑑】

【タフウォッチ大図鑑】

2023年上半期のタフウォッチでまず注目したいのは、今からちょうど40年前、このジャンルを作ったカシオの「G-SHOCK」。耐衝撃構造と20気圧防水を基本機能に、1983年の初代から進化を続けてきたこのタフウォッチは、初代モデルをはじめ伝説のモデルがメタル化され、しかも進化した機能と国内外の高級時計に負けない質感やディテール、持つ喜びのある時計になっている。どんな時計よりもタフな「G-SHOCK」。その勢いは止まらない。

▲G-SHOCKの商品企画&開発が行われているのは東京都羽村市にあるカシオ計算機の羽村R&Dセンター。ここにタフネスをテストする特別な設備を備えた研究室がある。

 

【FULL METAL】40周年記念モデルにふさわしい レトロモダンでメタルなオリジン!

5000 SERIES
「G-SHOCK 40th Anniversary RECRYSTALLIZED(GMW-B5000PG-9JR)」(12万1000円)
「G-SHOCK 40th Anniversary RECRYSTALLIZED(GMW-B5000PS-1JR)」(12万1000円)

▲文字盤には「SINCE 1983」の文字入り。さらに左下のボタンにはスターマークを刻印

初代「DW-5000」を継承する「オリジン」ライン。40周年記念のフルメタルモデルは、SS(ステンレススチール)の表面に再結晶化と深層硬化処理に加えゴールドIPコーティングを施すことで、表面がザラリとした独特の輝きを放つベゼルとブレスレットに。その質感はまるで、古代の遺跡から発掘された黄金の財宝のよう。タフウォッチとしてはもちろん、ぜひ大人の男のジュエリーモデルに見立てて楽しみたい。またシルバー系の姉妹モデルも見逃せない。

【SPEC】ソーラー電波(世界6局対応)スマートフォンリンク·クォーツ。深層硬化処理+TIC処理SSケース&ブレスレット。ケースサイズ縦49.3×43.2×13mm。20気圧防水

▲裏蓋にはエリック·ヘイズのデザインによる40周年のロゴを刻印

 

【FULL METAL】メタル素材の8角形ケースが生み出す、G-SHOCKでは異例のラグジュアリー感!

2100 Series
「GM-B2100D-1AJF」(7万1500円)

機能以上にデザインの美しさで人気を博した、2019年発売、8角形ケースの「GA-2100」。その基本デザインを発展させたフルメタルバージョンはソーラー電波、スマートフォンのアプリで時刻合わせができるスマートフォンリンク機能の便利さに加えて、メタルの持つソリッド感が新鮮。ここ数年、時計界で絶大な人気の、オン/オフどんなシーンにもフィットする8角形フォルムのラグジュアリー・スポーツウォッチに通じる雰囲気も楽しめる。

【SPEC】ソーラー電波(世界6局対応)スマートフォンリンク·クォーツ。SSケース&ブレスレット。ケースサイズ縦49.8×横44.4×厚さ12.8mm。20気圧防水

 

【MR-G】G-SHOCKの原点と究極がひとつに!日本のこだわりが結集した名作

MRG-B5000 Series
「MRG-B5000B-1JR」(46万2000円)

G-SHOCKの原点・初代「DW-5000」のデザインとメタル素材の最上級ライン「MR-G」。ものづくりへのこだわりが結晶した、2020年の限定フルゴールドモデルに並ぶ、G-SHOCKの歴史に残るフルメタルモデル。25個のパーツで構成されるベゼルのトップにコバルトクロム合金「コバリオン」を、ケースには医療機器にも使われる「64チタン」系を、さらにストラップにも硬度の高いチタン合金を採用。職人技で徹底的に鏡面に仕上げた。これぞ唯一無二のラグジュアリーな1本だ。

【SPEC】ソーラー電波(世界6局対応)スマートフォンリンク·クォーツ。64チタンケース。チタン合金「SAT55G」ブレスレット。ケースサイズ縦49.4×横43.2×厚さ1 2.9mm。20気圧防水

▲25もの部品で構成される、トップがコバリオン製のベゼル

 

【G-SQUAD】本気のアスリートをサポートする機能満載のスマート・トレーニングギア!

GBD-H2000 SERIES
「GBD-H2000-1A9JR」(5万5000円)

ランニング、スイミング、ジムでのワークアウトなど8つのアクティビティに対応。血中酸素濃度(飽和度)も計測できる心拍計測用の光学式センサーに加え、体の動きを感知する加速度センサーとジャイロセンサー、方位、高度/気圧、温度計測用のセンサーを搭載。GPS機能も内蔵し、位置・距離・移動速度などの計測にも対応。アクティビティ中の様々な動きをリアルタイムにトラッキング。このデータをもとにスマートフォンのアプリでトレーニングや睡眠分析も行える。これぞアスリートのためのG-SHOCKだ。

【SPEC】ソーラー&USB充電クォーツ(時計機能はソーラー駆動)。樹脂ケース。ウレタンベゼル。ケースサイズ縦59.6×横52.6×19.4mm。20気圧防水

▲ケース裏には光学式心拍センサーなどに加えてUSB充電端子も搭載

 

【MASTER OF G – SEA】見やすいアナログ表示ダイバーズはダイブ中はもちろん、ふだん使いも快適!

FROGMAN
「GWF-A1000C-1AJF」(13万2000円)

1993年に誕生したダイバーズのためのG-SHOCK「FROGMAN(フロッグマン)」。この現行モデルは、初代の非対称デザインを継承しつつ、普通のダイバーズのスタイルにはとらわれず、スマートフォンアプリと連携してのダイビングログ機能やタイドグラフ機能などのダイバーに便利な機能を満載。軽量なカーボンコンポジットケースを使ったカーボンコアガード構造で、普段使う時計としての着け心地も軽快。いつでも海を忘れないダイバーにぴったり。

【SPEC】ソーラー電波(世界6局対応)スマートフォンリンク·クォーツ。カーボンモノコックケース。メタル&樹脂コンポジットストラップ。ケースサイズ縦56.7×横53.3×厚さ19.7.mm。ISO200m潜水用防水

 

【MASTER OF G - LAND】ジャングルや砂漠、災害救助現場まで陸上のあらゆる過酷な環境に対応

MUDMASTER
「GWG-100-1AJF」(4万9500円)

水圧や衝撃とはまた違う時計の天敵、ホコリや泥に囲まれたジャングルや山、荒野などの過酷な環境でも安心して使えるために生まれた。アウトドアの達人に贈る“マッドレジスト機能”という高い防塵性能·防泥性能を備える「MUDMASTER(マッドマスター)」の定番モデル。電波ソーラー機能の搭載で、世界6局の標準電波が届くエリアなら、時刻合わせの手間もなく、ハードな冒険や任務にも安心して着けられる。

【SPEC】ソーラー電波クォーツ。樹脂ケース&SSベゼル。樹脂ストラップ。防塵·防泥(マッドレジスト)構造。ケースサイズ縦56.2×横54.9×厚さ17.3mm

 

【MTG】メタルと樹脂の融合生まれた最強構造に最強の「トリプルGレジスト」機能を搭載!

MTG-B3000 Series
「MTG-B3000D-1AJF」(13万2000円)

メタルと樹脂、2つの素材を組み合わせて、究極のタフネスを追求するMTG。2022年10月に登場したこのモデルは、カーボン強化樹脂ケースでモジュールを保護。外側をメタルパーツで覆った「デュアルコアガード構造」を採用し、耐衝撃に加えてアクロバット飛行などの際に加わる強烈な遠心重力や過酷な振動にも耐えられる「トリプルGレジスト」機能を搭載。電波ソーラー&スマートフォンリンクで使いやすさも抜群だ。MR-Gとともに大人の男性にぜひ着けてほしい。

【SPEC】ソーラー電波(世界6局対応)スマートフォンリンク·クォーツ。カーボン&SSケース。SS&樹脂コンポジットストラップ。ケースサイズ縦51.9×横50.9×厚さ12.1mm。トリプルGレジスト。20気圧防水

▲ステンレスのベゼルは、ブラックIPコーティング後に、再度ヘアライン加工でステンレスを露出させるという凝った加工で美しさを追求している

※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号124-125ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【タフウォッチ大図鑑】

<取材・セレクト・文/渋谷ヤスヒト>

 

【関連記事】

◆G-SHOCKだけど時計じゃない「G-SHOCK PRODUCTS」新アイテムは夏のアパレル+α
◆プロ仕様のG-SHOCK“マスターオブG”から防塵防泥の「マッドマン」新作が登場
◆G-SHOCKとFROGMAN両方のアニバーサリーを祝う限定ダイバーズウオッチが登場!

モバイルバージョンを終了