学習・運動の習慣化プラットフォーム「Smart Habit」運営元、明治安田生命と協業へ。健康寿命の延伸に貢献

樋口千穂

1年前

株式会社WizWe（ウィズウィー）は、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営しています。

同社はこのたび、明治安田生命保険相互会社（以下、明治安田生命）とグローバル・ブレイン株式会社が共同で設立したCVCファンドである明治安田未来共創投資事業有限責任組合（以下、明治安田未来共創ファンド）を引受先とする第三者割当増資により資金調達を実施。

株式会社WizWeは明治安田未来共創ファンドからの出資を通じて、明治安田生命との協業を開始します。

さまざまな行動の習慣化を支援する「Smart Habit」

「Smart Habit」は、自動化されたプログラムとリアルなサポーターの伴走により、学習や運動の行動習慣化をサポートするプラットフォーム。

ユーザーは、アプリ上で自分の進捗状況を確認できるほか、サポーターからのフォローコメント、モチベーション維持に役立つ動画や記事といった情報を受け取れます。

オンライン法人語学研修「Smart Habit Enterprise」では、過去1万人以上におよぶ学習者の行動データ分析とこれまでに培ったノウハウを生かして、サポーターが最後まで伴走。忙しい社会人の語学学習を支援します。

サブスク事業者向けの「Smart Habit LTV」では、行動習慣化を促すことで、ユーザーの離脱を防止し、継続期間を最大化するサポートを提供します。

Well-beingの実現を目指す企業向けの「Smart Habit Healthcare」では、生活習慣の改善をサポートし、社員一人ひとりの心身の健康を保つ支援をしています。

現在、少子高齢化に伴う医療介護費の増加は大きな社会課題のひとつであり、現状のままでは、2040年には100兆円を超えると予測されているようです。

病気の発症前段階でリスクを察知し、日々の生活習慣を変容することができれば、未病予防が実現し、社会課題の解決につながるといいます。

そこで株式会社WizWeは、今回の資金調達を契機に、明治安田生命と共に健康増進に向けた行動変容の習慣化に取り組む構え。

同社のサービスと習慣化を組み合わせ、新しいサービスやプログラムを共同開発し、日常生活における行動変容と健康寿命の延伸に貢献するとのことです。

（文・Higuchi）