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iPhoneをUSB-C化した猛者、AirPods Proをバッテリー交換可能に

バッテリー交換可能なAirPods Pro充電ケース
 
以前、iPhone XにUSB-Cポートを移植して話題となった人物が、今度はAirPods Proの充電ケースに内蔵されたバッテリーを交換可能に作り替え、動画を公開しました。同氏は、制作した充電ケースの3Dプリンタデータも公開しています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AirPods Proの充電ケースのバッテリーを交換可能に作り替え。
2. 充電ケースをスキャンして3Dプリンタで制作した。
3. この人物は以前、iPhone XやAirPods ProにUSB-C端子を移植して話題に。

「修理不可能」なAirPods Pro充電ケース

AirPods Proの充電ケースは接着剤で固定されており、中のバッテリーを取り出すには充電ケースを壊す必要があります。そのため、バッテリー交換ができず、バッテリーが寿命を迎えたら充電ケースごと買い替えが必要です。
 
各種ガジェットの分解レポートで知られるiFixitは、AirPods Pro(第2世代)は修理不可能、と評価しています。

iPhone XにUSB-Cを搭載して話題となった人物

そんなAirPods Proの充電ケースを、バッテリー交換可能に作り替えたのは、2021年にiPhone XにUSB-Cポートを移植する改造で話題となった、ケン・ピロネル氏です。
 
同氏はその後、AirPods Proの充電ケースもUSB-Cポート搭載に改造しています。
 
なお、2023年秋に発売されるiPhone15シリーズでは、ついにLightningポートからUSB-Cポートに切り替わると噂されています。

バッテリー交換可能な充電ケースの3Dプリンタデータも公開

ピロネル氏は、AirPods Proの充電ケースの形状をスキャンし、接着剤の代わりにネジで固定することで、バッテリー交換可能なデザインに作り替えることに成功しました。
 

 
ピロネル氏は、制作過程の動画を公開するとともに、クラウドファンディングプラットフォームのPatreonで編集可能な3Dプリンタ用データを公開しています。
 

 

動画はこちら

ピロネル氏が公開した動画はこちらでご覧ください。地道なスキャンは、かなり骨の折れる作業だったと推察されます。
 

 
 
Source:Ken Pillonel/YouTube via 9to5Mac
(hato)

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