映像データをAIで解析、車両を計測。省コストで交通量調査を自動化するサービス登場

Wagatsuma

1年前

全国1,000箇所以上に導入・稼働実績のあるナンバープレート認識システム認識番長３を開発・販売する立山科学株式会社。

今回、同社は、ビデオカメラなどで交通情報を撮影した映像データをAIで解析し、車両の計測をおこなう「AttCAST mobi+（アットキャストモビプラス）車両映像解析サービス」をリリースしました。

高精度な映像解析を省コストで！

「AttCAST mobi+車両映像解析サービス」は、ビデオカメラなどで撮影した映像データをAI技術で解析し、進行方向別・車種分類で計測・集計してレポーティングするサービスです。交通量調査や駐車場出入り調査、違反車両の調査などに活用できます。

顧客が必要なタイミングで必要な分だけ解析時間を購入する利用形態のため、無駄なコストが発生しません。また、顧客の映像データ・解析結果を立山科学株式会社では一切保持しないため、機密性の高い映像でも安心して利用できます。

「AttCAST mobi+車両映像解析サービス」では、物体検出・物体分類・物体追跡などのAI技術に独自の改良を加え、解析速度の向上と高精度な映像解析を実現しました。

また、立山科学株式会社のナンバープレート認識（オプション）と組み合わせることで、「自動車」「トラック・バス」「二輪車（バイク・自転車）」など、より高精度な分類が可能です。道路交通量の調査を自動化し、省人・省力化を推進します。

さらに、車線別の正常な走行方向を指定することで、順方向・逆方向の計測ができるので、逆走車などの違反車両の検出にも活用できます。

（文・我妻歩実）