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航空会社が紛失した自転車をAirTagで救出することに成功〜ツイートが鍵に?

airtag
 
ワシントンD.C.からロンドン経由でチューリッヒに向かい、自転車ホリデーを満喫する計画をしていた男性が、自転車が届かないという事態に見舞われました。彼は結果的に状況を転換させることができましたが、Appleの紛失防止トラッカーAirTagツイートがその鍵となったようです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 自転車ホリデーで自転車が届かないという事態に見舞われた男性だが、幸運にもAirTagを荷物に埋め込んでいた。
2. 航空会社に取り合っても状況が改善されなかったため、ツイートで拡散した。
3. その後すぐに荷物が移動を開始し、男性は自転車を取り戻すことができた。

幸運にもAirTagを荷物に埋め込んでいた

飛行機で預け荷物が届かなかったとき、衣服や洗面用具なしで休暇を始めることはできなくもありませんが、その荷物がメインのホリデーだったとき、どうすれば良いのでしょうか。
 
バリー・シェリー氏に起こったのはまさしくそのような出来事です。自転車ホリデーで自転車が届かないという不運に見舞われた同氏は、幸運にもAirTagを荷物に埋め込んでいました。

ロンドンで動かなくなってしまった自転車

シェリー氏は、以前にも預け荷物の回収に手間取ったことがあり、今回も空港のどこかにあるはずだとたかをくくっていましたが、AirTagで現在位置を確認すると、自転車は経由地であるロンドンで動かなくなっているのがわかりました。
 
それでもロンドンからすぐにチューリッヒに運ばれるだろうと楽観的なシェリー氏でしたが、荷物は一向に移動せず、数日経ってもまだ同じ場所を示し続けていました。彼はブリティッシュ・エアウェイズのWebサイトからメールを送ったり、担当者と電話で話したりもしましたが、状況が改善することはなかったといいます。

ひとつのツイートが鍵に?

シェリー氏は、アメリカン航空(チケットを同社で購入)とヒースロー空港にタグ付けし、自転車の場所をツイートしました。同氏は加えて、自転車の位置のスクリーンショットを毎日ツイートで更新し続けたといいます。
 
その後まもなく、自転車はついに移動中となり、すでにルクセンブルクに移っていた彼のもとにようやく到着したとのことです。
 
今回の事例から、AirTagを荷物に埋め込むこと、そして状況が改善されない場合、それを広めることが重要なのではないか、との教訓が得られたと言えそうです。
 
 
Source:CNN
(lexi)

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