Vision Pro用マイクロ有機EL(OLED)ディスプレイをソニーが供給するなど、拡大が見込まれる複合現実(MR)デバイス向けマイクロOLEDディスプレイ市場について、Samsung DisplayとLG Displayが投資拡大を計画していると、BusinessKoreaが報じました。
2025年に発売されると噂のVision Pro(第2世代)向けマイクロOLEDディスプレイは、ソニーに代わってLG Displayが供給するとの噂がありました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Vision Pro用マイクロOLEDディスプレイは、ソニーが供給。
2. Samsung DisplayとLG Displayが、マイクロOLEDディスプレイ量産に向けて投資を拡大する。
3. Vision Pro(第2世代)向けマイクロOLEDディスプレイは、LG Displayが供給するとの噂がある。
Vision Pro用ディスプレイの製造に、ソニーが難渋と噂
Vision Pro用マイクロOLEDディスプレイはソニーが供給しますが、歩留まり率が低く供給数が不足していると懸念されていました。
そのため、Vision Proの出荷数はソニー製マイクロOLEDディスプレイの供給数次第との指摘があります。
複数のサプライヤー参入で値下げに繋がると期待
こうした状況を考慮すると、iPhone用OLEDディスプレイを供給中のSamsung DisplayとLG DisplayがVision Pro用マイクロOLEDディスプレイの受注を目指すのは確実と、BusinessKoreaは予想しています。
複数のサプライヤーが参入することでマイクロOLEDディスプレイの製造数が増加すれば、部品単価の値下げに繋がる可能性があります。
そのため、2025年に発売されると噂のVision Pro(第2世代)の販売価格も安くなることが期待できます。
Source:BusinessKorea
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/vision_pro-547411/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania