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Mogura、デンソーへ「空飛ぶクルマAR」提供。移動時間の短縮・CO₂削減効果などのメリットをARで表現

株式会社Mogura(以下、Mogura)は、株式会社デンソー(以下、デンソー)の依頼に基づき、電動化製品ユニットの特徴を伝えるARシステム「空飛ぶクルマAR」を開発しました。

同システムは、デンソーの安城製作所電動開発センターギャラリー内で、展示利用が開始されています。

デンソーが提案する「空飛ぶクルマ」

デンソーが提案する「空飛ぶクルマ」は、電動化と多数のプロペラを使うことで、街のいたるところから安全で静かな空の旅を実現します。

例えば、デンソー拠点の愛知県から伊豆まで、クルマで移動すると3時間以上かかりますが、空飛ぶクルマなら40分ほどで到着するのだそう。

また、ウェールトゥプロペラにより、従来に比べてCO₂排出を45%削減できるといいます。

「空飛ぶクルマ」を視覚で体感、多言語解説も

「空飛ぶクルマAR」は、デンソーが構想する「空の移動革命」を視覚的に体感できるARシステム。iPadに映された現実空間内に、ARで「空飛ぶクルマ(eVTOL)」を飛行させ、3ヵ国語対応(日中英)の字幕・音声ナレーションで解説します。

映し出される「空飛ぶクルマ」は、デンソーの電動化製品ブランド「ELEXCORE(エレックスコア)」で展開する小型軽量EPU(電動推進ユニット)を搭載した機体です。

安全性や静音性、移動時間の短縮、CO₂削減効果など、文章や動画では伝わりにくい電動化製品のメリットを、ARならではの表現で伝達します。

開発プロセスとこだわり

Moguraは、「空飛ぶクルマAR」の開発プロジェクトにおいて、企画調整・要件定義・チーム組成・設計・実装・納品を一貫して担当。開発全体を通じて、開発・コンサルティングサービス「Mogura NEXT」の開発メンバーがサポートしました。

デンソー・安城製作所でのAR投影にあたり、「空飛ぶクルマ」と現実空間の重ね合わせ方、センサーへの干渉でAR表示に異常が発生しないかなどの環境条件を検討。改善点はその場で修正・反映、すぐに再テスト・再レビューを行うなど、スピーディな試作・検証に努めました。

3Dモデルについては、機体やプロペラの動き、質感などにこだわり、文章や2D映像だけでは分かりづらい内容を直感的に伝える工夫をしています。

なお、3Dモデルについては、大日本印刷や野村不動産、NHKなどの3D作品・映像制作を手がけるマルチクリエイター・加速サトウ氏が開発に協力しました。

Moguraについて

Moguraは、VR/AR/MR/VTuber専門メディア「Mogura VR」を展開しながら、「コンサルティング・開発」「製品販売」「人材」などの事業を通じて、業界の中核からこの分野に関わる企業をサポートしています。

先述の「Mogura NEXT」は、AR/VR/メタバース/アバター(VTuber含む)領域に特化した、リサーチ・コンサルティング・開発サービス。開発・調査・アドバイザリーなど幅広く企業・行政機関のXRの取り組みを支援しています。

同社は今後も、XR/メタバース/VTuberに関わるプロジェクトをあらゆる側面から支援し続ける構えです。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000023286.html

(文・Higuchi)

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