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iPhone15の人気がiPhone14以下になることも!?〜値上げや景気が影響か

iPhone15 9TE
 
iPhone15シリーズの販売台数は、iPhone14シリーズのそれを下回る可能性があるとの予想を、TF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が伝えました。
 
クオ氏はそう考える理由を説明していませんが、iPhone15シリーズの販売価格の値上げにより、消費者が機種変更を見合わせることが懸念されています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズの販売台数は、iPhone14シリーズを下回る可能性があるとアナリストが指摘した。
2. 販売台数が値上げされた場合、そうなる可能性がある。
3. USB-C端子採用などの新機能は、機種変更を検討する理由付けとして弱いのかもしれない。

販売価格の値上げと景気動向が影響か

クオ氏はiPhone15シリーズについて、発売後の需要が同時期のiPhone14シリーズの需要を下回る可能性があり、その場合は関連部品の供給も含めて製造に携わるサプライヤーの2023年下半期(7月〜12月)の成長率が低下すると述べています。
 
iPhone15シリーズの需要が低迷する理由についてMacRumorsは、iPhone15 Proシリーズが値上げされる可能性があること、一部のユーザーがスマートフォンなどへの支出を減らしていることを挙げています。

噂される値上げ額は?

Barclaysのアナリストであるティム・ロング氏は、iPhone15 Proは100ドル(税込15,000円)、iPhone 15 Pro Maxは200ドル(税込30,000円)値上げされると予想していました。
 
一方、証券会社Wedbushのアナリストであるダニエル・アイブス氏は、iPhone15とiPhone15 Plusも含め、全モデルが100ドル(税込15,000円値上げ)以上値上げされると考えています。

新機能は需要に影響を与えない可能性

iPhone15シリーズは外部接続端子をLightningからUSB-Cに変更、iPhone15とiPhone15 PlusにもDynamic Islandと4,800万画素の広角カメラが搭載iPhone15 Proシリーズ筐体素材をチタニウムに変更ベゼル幅がかなり細くなると噂されています。
 
しかし、こうした新機能に消費者が大きな魅力を感じない場合、クオ氏の懸念通りiPhone15シリーズの販売台数が低迷するかもしれません。
 
 
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Medium via MacRumors
Photo:9TechEleven(@9techeleven)/Twitter
(FT729)

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