AppleはApple Watchアクセサリーのメーカーに対し、2023年後半に、高速充電に対応することを義務づける見通しだと、米メディアAppleInsiderが伝えています。
2021年発売のApple Watch Series 7以降のApple Watchは、高速充電に対応しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleはApple Watchアクセサリーメーカーに対し高速充電対応モジュールの購入を義務化する。
2. 今後MFi認証Apple Watch充電アクセサリーはすべて高速充電対応となる。
3. 充電アクセサリーが値上げされる可能性がある。
MFi認証のためのモジュールが高速充電対応オンリーに
AppleのMFi認証を取得するには、Apple WatchアクセサリーメーカーAppleから公式の充電パックモジュールを入手する必要があります。
この充電パックモジュールですが、現在アクセサリーメーカーは、高速充電に対応する新型モジュールか、非対応の旧型モジュールのどちらかを選択することが可能です。
しかしアクセサリーメーカーによると、Appleは年内に、この旧型モジュールの提供を中止する計画とのことです。
旧型を購入したい場合は8月31日までに注文する必要があり、9月30日にはAppleは旧型の注文受付を終了する見通しだと、AppleInsiderは伝えています。
Apple Watch充電アクセサリーが値上げされる可能性
この変更により、今後はMFi認証を取得したApple Watchの高速充電対応アクセサリーが一気に増えることが期待できます。今後新たに発売されるアクセサリーはすべて、高速充電対応となるからです。
懸念される点としては、高速充電対応のApple Watchパックモジュールが非対応のモジュールよりも高額なため、Apple Watchアクセサリーの価格が引き上げられる可能性が高いことが挙げられます。
現在販売中のApple Watchにおいて、高速充電に対応しているのは以下のモデルです。
そして当然ながら、今秋発売見込みのApple Watch Series 9も高速充電に対応するでしょう。
Appleによると、Apple Watch Series 7およびApple Watch Series 8を高速充電する場合、45分程度でバッテリーの残量が0%から80%になります。Apple Watch Ultraの場合は1時間程度でバッテリーの残量が0%から80%になります。
Source:AppleInsider, Apple
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-548105/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania